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【保】海神 〈1〉 〜森の中で〜 − 旧・小説投稿所A

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【保】海神 〈1〉 〜森の中で〜

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数十分後・・・


ジグザグマが 仲間の マッスグマを連れて戻ってきた


マッスグマ「おいおい、なんだよ いきなり・・・」

ジグザグマ「・・・いいから ついてきて・・・お願いだから・・・」

マッスグマ「・・・どうした? さっきから声が 震えまくってるぞ?」


どうやら 二人は 長い付き合いのようだ・・・

ジグザグマには 他に あてが なかったらしい・・・


ルギア「・・・ん? おう、やっと来たか・・・待ちくたびれたぞ・・・」

マッスグマ「・・・お、おい・・・ジグザグマ・・・、コ、コイツって まさかあの 伝説の・・・」

ジグザグマ「・・・あ、あの〜・・・、ルギアさん、僕はもう 行ってよろしいでしょうか?」

ルギア「ん〜・・・、いや、まだ そこにいろ。」

マッスグマ「おい、ジグザグマ、これって どういうことだよ!!」


マッスグマが 少し怒った口調で 言うと、ジグザグマは 少し間をおいて こう言った


ジグザグマ「うう・・・黙ってて ごめんね・・・

      仲間を 連れて来いって 言われて、君しか 思い浮かばなくて・・・」

マッスグマ「・・・そ、それって・・・まさか・・・・・・オレが・・・」


マッスグマが そう言いかけた瞬間、なにかが マッスグマの体に 巻きついた


ルギア「そろそろ 終わりにしてくれないか? 俺も腹が減っているのだ・・・」

マッスグマ「・・・!! これは・・・アイツの舌か・・・!!

      ぐぐっ・・・う・・・動けねぇ・・・」


ルギアは ズルズルと 舌を戻し始めた・・・


マッスグマ「ジグザグマ・・・キサマぁぁぁぁ!!」

ジグザグマ「ひぃぃぃ!! ごめん・・・!!」


そして とうとう マッスグマは ルギアの口の中に 入れられた・・・


マッスグマ「ぅぁぁぁぁ……」


ジグザグマには マッスグマの かすかな声と、ヌチャァァ・・・クチャァァ・・・という 不快な音が聞こえる・・・


そして・・・ジグザグマが 一番 聞きたくなかった音が 耳に入った・・・


ゴクッ・・・





ジグザグマ「・・・ひぐっ・・・あの・・・僕はもう・・・行っていいんですよね・・・?」

ルギア「・・・ん? お前の持ってきた物で 腹がいっぱいになったら そのつもりだったがな・・・」

ジグザグマ「・・・!? そ、そんなぁ・・・・・・」

ルギア「・・・心配するな、オレはもう 腹がいっぱいだ・・・

    お前が どうしても食べられたいというのなら 考えてやるが・・・」

ジグザグマ「け・・・結構です!!」


ルギア「・・・フン、どこへでも行け・・・」


ルギアは そう言うと、大きな翼で 空中に舞い上がり 飛び去って行った・・・



ちょっとここで いったん切ります(みじけぇぇぇ!!

キャラ紹介 しておこうと思うので・・・




ルギア(本名未明)

性別 ♂
18歳

隠れ家の集団の幹部を務めているものの、
ふらりと出かけて しばらく帰ってこないことも 多いらしい。



ヤミラミ(本名未明)

性別 ♂
18歳

隠れ家の門番を務めている。



コモルー(本名未明)

性別 ♂
17歳

一応ルギアの 助手ということになってはいるが、
ルギアの性格がアレなので、一緒に行動することも 少ないらしい。



アーボック(本名未明)

性別 ♂
18歳

コイツも一応 隠れ家の集団の幹部を務めてはいるが、
幹部中最弱で、ルギアの実力には 到底 勝らない。

<2011/12/16 22:04 闇銀>
消しゴム
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