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【保】突然の覚醒 − 旧・小説投稿所A
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【保】突然の覚醒

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「ククク…溶けていったか…」


ジェネラスのお腹は元に戻っており、満足そうにお腹を撫でていた…目障りな人間が消えたことに喜んでいるのだろうか…


「そ、そんな…スイト君が…」

「さて…貴様も消えてもらう…」


ジェネラスは後ろを向き、エレニムを睨みつけた…


「く…こうなったら僕がジェネラスさんを…」


ザパアアン!!


「あの人間の所に送ってやる…」

(ジェネラスさん…一体どうしたのでしょう…)


エレニムは海へと上がり、ジェネラスを止めようと構えた……とそのとき…


パアアアアア……


「ぬ…!?」

「あ、あの光は!?」


突如大きな光がジェネラスの方へ飛んで行き…


シュパアアン…


「な、何だ…これは!?」


光はジェネラスを大きく包みこみ、ジェネラスの体は光の中へ消えた…


バッサ…バッサ…

「ふう〜ようやく間に合ったようね…」

「ミ、ミレアさん!あれは一体?」

「あたしにもわからないの…光が兄を包んだけど…何かの特殊魔法かしら?」


光に包みこまれたジェネラスは…


「く、苦しい…何だ…この光は…やめ…ろ…うが…」

中でジェネラスを取り付いていた黒い物体は何かに苦しんでいた…


「ぐ…くそ…こいつの体で…楽しんでいたのに…ゴボ…」

ズリリリリリ…


「おのれ…こいつの体から…出て…たまるか…こんな光…消してや……」


ズクン……


「グオ!!ば、バカな!?」




そして更なる異変が起きた…それは…



<2011/11/24 21:55 スイト>消しゴム
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