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【保】とある竜医と女王竜の記録 − 旧・小説投稿所A

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【保】とある竜医と女王竜の記録

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「人の姿になって自分・・・」

「何か言った?」

「いや、何も」

文句を言いかけたが、時雨が睨んできたのでゴルダは慌てて言うのを止めた。

「ああ、鬣の方もお願いね」

図々しい時雨に腹を立てるものの、下手な事をすれば返り討ちに会いかねないので、ゴルダはぐっと抑え込んだ。

「最近カトレアも忙しくて、やってくれないのよね」

「ああそうか、俺には関係ないな」

綺麗に洗いながらゴルダはさらりと言い放つ。

「本当にさらりとひどい事言うわね」

さらりとひどい事したのはどっちだと突っ込もうとしたが、ゴルダは聞き流した。

「思ったより長く風呂に居ちまったぜ」

なぜか常備してあるモーモーミルクを飲みながら、ゴルダは呟く。

「風呂上がりの捕食って、どう思う?」

時雨に聞かれ、ゴルダは盛大に時雨にモーモーミルクを吹きだした。

「何するのよ」

ゴシゴシと拭きとるゴルダに時雨は言う。

「お前が悪い」

拭いたタオルを、使用済みの籠へ投げ入れながらゴルダは言った。

「じゃあ、頂いちゃうわね」

隙を見せずに、時雨はゴルダを押し倒した。



<2011/07/25 22:11 ゴルダ>消しゴム
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