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消えた理性 Second 〜VSヤマト〜 − 旧・小説投稿所A

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消えた理性 Second 〜VSヤマト〜

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「行き…止まり…?」

厚い鉄の壁が、兵士を絶望へと追い込む。
しかし…

「と、取っ手!?」

どうやら開くようだ。
ガチ、ガチンガチンガチン!

「くそぉ!何で開かねえんだよ!」

長年使われていなかったので、結合部分が錆びていたのか取っ手は動かない。
それどころか…

ガキイン!カンカランカラン…

「と、取れた…」

シュルシュルリ…

「こ、こっちきたあああ!」

ニュルリ…シュルルル…

「う、うそだろ!おい!こんなのねえよ!」
ガンガンガン!

必死に扉を叩くが、応答などある訳が無い。
迫り来る舌の方を向き、後ずさるが、
後ろは壁。逃げられない。

シュルン…

舌は顔に近づき、間が3cm程になった。

「いやだ…たす…けてくれえ…」
舌は首に緩く巻き付き動きを封じると、
恐怖に満ちた顔を舐め出した。


「むうう…や、やめ…うむうう!」

ぎゅむん…ぎゅるり…クチュウ…


この舌の抱擁に兵士は…


「や、やばい…気持ちいい…」

快感を感じていた。舌は顔だけでなく全身にタップリと唾液を塗りつけてくる。
蛇のような動きに、抵抗心が削がれる。
だが…





「え、あ、うわあ!」
気がつくと兵士は全身に舌が巻きつき、
身動きが出来なかった。

…ジュプ…ニュルリ
「う、うわああああ!!!!」
舌が動き始め、来た道を戻り始める。
兵士に巻き付いたまま…


「いやだああ!!助けてええええ!!!
誰かああああ!!」

しかし誰も答えない。そうしている間にも
舌はもの凄いスピードで戻り、もう赤い入口が見えていた。

シュルシュルシュル!

「いやだああああ!!食べないでくれええええ!!」

ぎゅるるるる!
「ああああああああああ!!!」
グチャ!レロレロ、ヌチュウ…ゴクリ!


<2011/05/15 13:17 ロンギヌス>消しゴム
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