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【保】題名未定 − 旧・小説投稿所A

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【保】題名未定

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少年は泣き叫ぶが、イヴァンは無情にも長めの舌で少年の体を巻き取り、
口の中へ引き込む。

『じゃあ、いただきまーす・・・♪』

と、鋭い牙で勢いよく噛み付く・・・・

・・・・フリをした。

「え・・・?」

背中をかぷりと甘噛みし、ぺろぺろと全身を舐め回す。





「う・・・あぁ・・やめろ、気持ち悪い・・・」
『えへへ、噛み砕かれるよりマシでしょ?すごくびっくりしてたねぇー。』
「う、うるさい・・・っ! ひゃ、へ、変なとこ舐めんなよぉ・・・」



『じゃあ、呑み込んじゃってもいいのかなぁ?』


「え・・・やだ・・・やだぁ・・・・」

じゅりっ・・・じゅるり・・・・・

生々しい音を立てながら、少年の体は、イヴァンの口の中へ消えていく。
少年は、先ほどの激しい抵抗で疲れ果てたらしく、ぐったりとしたまま、
おとなしく呑まれていく。たまに思い出したように手をばたばたと動かすが、まるで抵抗になっていない。


そして、ゆっくりゆっくりと呑み込まれていき、ついに・・・


ぐじゅ、ごくり・・・・・


この少年も、呑み込まれてしまった。

ぐぐっと喉の膨らみが移動し、胃袋の方へ落ちていった。



<2011/07/12 22:16 クルス>消しゴム
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