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冷たい空と暖かい太陽 − 旧・小説投稿所A

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冷たい空と暖かい太陽
− エピローグ −
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「懐かしいな、そんな日もあったな」

「そうですね、ルギア様」

 ルギア様に名前を覚えてもらえてから、早くも十年が過ぎた

 僕は、ヒトカゲからリザードンに進化して、身も心も変化しているのに、ルギア様はあの日からあまり変わってないように思える

「しかし、お前はたくましくなったな。あの時とは違うよ」

「ルギア様だって、身はあまり変わらないですけど、心はかなり変わったじゃないですか」

「あぁ、そうだな。あの時はただのカッコつけたがりやのガキだったんだよ」

 お互い、フフフと笑った

「さてと、じゃあ行きますか」

「あぁ、そうだな」

 僕らは立ち上がり、真っ青な空を見上げる

 あの日と変わらない、綺麗な空だ

 あの時は、ルギア様にしがみついて、空を飛んでいたけど、今は自分の翼がある

 バサッと思いっきり翼を広げて、ぐぐっと伸びをする

「少しは私についてこれるようになったかな?」

「当たり前じゃないですか!」

「ククク。ならば見てやろう。行くぞ」

 僕らはほぼ同時に地面を強く蹴った

 そして、眩しい太陽の光を浴びて、大空へと飛び込んだ

 冬の冷たい空気が、とても心地よく感じた

 ――大切なものは、この手の中に……――

 太陽に手をかざして、僕はそう思った

End...


以上で「冷たい空と暖かい太陽」を終わります

初めてで、読みにくい本作を読んでいただき、ありがとうございました
o(`▽´)o

これがうたかたの夢で終わらないように、日々精進したく思います

ありがとうございました
(^∀^)ノまた会える日まで……
<2011/07/21 10:05 ルカ>
消しゴム
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