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パラレル・ワールド − 旧・小説投稿所A

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パラレル・ワールド
− 第14話 −
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クオリッチ「ついたぞ。ここが我々の町・・・カラザンだ」

  彼の話によると、彼らは「カラザン」という町のドラゴンスレイヤーで、ドラゴンに襲われている獣人や町に攻めてきたドラゴンを追い払う仕事をしているとの事

西塚「凄く高い金属の壁がある・・・こんな金属見たことが無い・・・」

  超小型通信機のスイッチを入れ、

西塚「聴こえますか?」
工藤『聴こえている。何か進展はあったか?』
西塚「今、カラザンという町の外にいます。金属の壁に囲まれているんですが、見たことが無い金属なんです。スキャンします」

  そうして3Dカメラと磁場スキャン装置でスキャンする

ピー・・・
佐藤敏子『すごい・・・』
工藤『どうした?』
佐藤敏子『これは・・・ダマスカス鋼です!ダマスカス鋼は、約200年前に製造技術が失われている強靭な刀剣の素材でして、現代の技術でも、完全には再現出来ていません』
西塚「それを壁に使えるなんて・・・この世界の技術はかなり進んでいるんだな。それじゃあもう少しこちらにいます」
ピッ
クオリッチ「どうした?」
西塚「いや・・・なんでもないです」

  そして町の門の前にきた

クオリッチ「カラザン・ドラゴンスレイヤー第五部隊隊長、マイルズ・クオリッチだ。民間人が襲われていたので確保した。開けてくれ」
衛兵「了解。パスワードを言ってください」
クオリッチ「パスワードは・・・・・・だ」
衛兵「カラザンに入ることを許可します」

  門が開く

西塚「おお〜!」

  中は広く、町というより国といった感じだった

西塚「あれ?中にドラゴンがいますが・・・」

  見ると、狐人や狼人や竜人に混じって、身長2mほどのドラゴンなども歩いている

クオリッチ「彼らは小型種だ、我々が戦っているのは凶暴な大型種だ」
西塚「なるほど・・・」

  そうして、町の中に入った


親に邪魔されたため、748文字です。
作中に出てくる「ダマスカス鋼」は、実在する鋼素材で、佐藤敏子が言っていた情報も事実です(wikipediaより)
<2011/09/23 09:55 想西>
消しゴム
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