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【保】雨が止むまで・・。 − 旧・小説投稿所A
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【保】雨が止むまで・・。

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……。僕らは黙って進む。何もいわずに。ブイゼルは足がすくんで歩けないので、僕が背負って進む









ゾクッ



いきなり背筋がそう感じた。


「ブイゼル…。いくら怖いからって泣くなよ…。」



僕は言う。



……………。



おかしい。応答がない。




僕は背中を触ると…。

ブイゼルがいない…。


どこに行った…。


あいつはこんな怖い所ではかなり冷静になる癖があるから、むやみに走らないはずだ。

それよりも驚いたのが…背中に乗っているものが……。



骨………。



嫌な予感しかしない。


コラッタが目を覚まし2匹とも騒ぐ。



「…………テ。」


何かが聞こえる。耳を済ますと



「…ケテ…スケテ…タスケテ!」


ブイゼルの声だ。


僕は右左を見て探す。いない。


どこだ…。


真っ暗な洞窟で探す。すると僕はひとつ考えがついた。

上…?


真上をみると…。



ヘビのようなポケモンがブイゼルを頭からくわえている…。


もう足しか空中にはないのが暗闇中からうっすらとわかる。


僕はブイゼルを救うために


タネばくだん!!!


見事にヘビに当たる。ヘビは一回は ブイゼルを落とす。



助けに回ろうと思ったが、もう1匹いたらしいヘビがブイゼルをくわえる。


もしかして集団でヘビがいるのか…?



ブイゼルは今度は足から食われ、頭は長い舌のようなものが巻き付いている。


どうしようかと考えているうちに


ペチャッ


頭に液体のようなものを感じる。

その瞬間に僕は今まで感じていた風の冷たさがなくなる。



生暖かい。生臭い。柔らかい。ぬめぬめしてる。


もうわかった。


僕の頭はあのヘビの口のなかにある。



<2011/11/23 23:45 氷水>消しゴム
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