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【保】私のニガテ − 旧・小説投稿所A

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【保】私のニガテ

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それは、それは昔のこと最強と呼ばれたくノ一がいました。彼女は、他の忍者をすべて倒して、生き残っている忍者は、彼女ひとりである。
そして、今日も敵を探して倒すのである。彼女は、森の中に入った。しかし、最強と呼ばれた彼女だがニガテなものがある。それは、大蝦蟇である。それが今、彼女の目の前にいる。その大蝦蟇の全長は5mくらいある。
「ひっ」
彼女は、逃げようとした。大蝦蟇は、唾液を勢いよく吐き出したのである。そして、彼女に唾液の雨が降りかかる。
「服が...」
彼女は、自分の服が白い煙をあげて、溶けていく。彼女は、それに見とれていて、自分の背後に大蝦蟇の長い舌があるとは、気づかなかった。そして、その長い舌に巻きつかれてしまったのである。大蝦蟇は、味見をするように舌先で彼女をベロベロとなめまわしている。
「しまった」
そして、大蝦蟇の口が開かれ彼女は、丸飲みにされたのである。
「んっ、んー」
そのころ彼女は...
「生臭い、胃袋」
少しすると、彼女の彼女の体から白い煙が出て溶けようとしていた。
「いやあぁぁぁ」
気づくと、そこは、布団の上だったのである。
「夢?」
大蝦蟇が出てきたのは、夢だったのである。
がしかし、奇妙なことがおこる。
森に行くと、さっきの大蝦蟇がいて、同じように丸飲みにされる。すると、また布団の上いる。そして、20回それを繰り返した。
「この夢はいつ覚めるの」
そして、21回目彼女は、こう思ったのです。大蝦蟇から逃げずに戦おうと思いました。
「私は、勇気をふりしぼる。」
そして、大蝦蟇に蹴りを一発いれることができた。
「合格ですわ」
「大蝦蟇が喋った!」
そして、窓ガラスにひびがはいるように周りの森が壊れていく。
「最強の忍者である貴方には、私のマスターになる資格があります。」
「よろしく、蝦蟇ちゃん」
「マスター私の背中に乗って、現実世界にいきますわ。」
「うん」
そして、現実世界に着いた。
そこには、大きな神社があった。
そして、100人の巫女さんに取り囲まれてしまった。
「蝦蟇ちゃん。唾液を吐いて、一人残らず丸飲みにしちゃいなさいな。」
「了解しましたわ。マスター。」
巫女さんは全て大蝦蟇のお腹の中に消えた。
「お腹いっぱいですわ。」
「一生一緒だよ。」
「はい。マスター、次は何処へ行きましょうか。」
こうして、彼女のニガテは、無くなって、友達ができたのでした。
<完>



<2011/06/18 23:07 007>消しゴム
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