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「どうして　私は個々に居るの？」

瞳は　きょろきょろしながら訪ねる

「貴方は水晶の力を呼び出し　自身を転送させたのです　そしてここは　その中間地点です」

ミーティスは　小さな水色の水晶を取り出して説明する
「私が作り出す水晶　ワークレイセント・クリスタル
貴方はそれを拾い持ち帰った　そして…こう呟いた　「何処か遠くまで行きたい」　と
水晶は　その呟きに答え　貴方を転送した」

長々と説明するミーティス
瞳は頷きながら聞いている

「この水晶に　そんな力があったなんて…」

手に持っていた　水晶を眺めながら呟く

「世界にたどり着いたら　私の屋敷に訪れてください　何か役にたつものをお渡しします」

ミーティスは　地図を渡し　お辞儀をすると消えていった

それと同時に　何か砕けた音がし
クリスタル・ルームが砕け　消えていった

そして瞳は　完全に異世界に飛ばされてしまった

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