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気づくと体はどんどん移動していく。柔毛が私を快感へ導いていく。

ウニュッウニュッ・・・

体は揉み解され、気持ちいい。さらにはあの匂いもにおってくる。
「どう？気持ちいでしょ？」
「う・・・うん・・・。」
声が届いたかは分からない。だが、ウフフと笑う声が聞こえる。
体中が柔毛のついた壁に密着する。そしてマッサージをされる。

２０分ぐらいはしただろう。
私はあの長い小腸の終わり・・・大腸への入り口についた。
私はすでに体力を３/４ぐらい削られている。
「あまり動かないほうがいいな。」
その門は開かれ、私を入れて閉じた。

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