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竜との日常{続編} − 旧・小説投稿所A

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竜との日常{続編}
− 一苦労なルギア(スイト) −
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ス「ぐううう!!」

ト「〜♪」

トマの拘束を解こうとするががっちりと抱きかかえられてしまい
満足げにトマートは子ルギアを抱いたまま走りだし、少したつと立ち止まってルギアに目を入れた

ト「ルギアかわゆす♪」

ス「……俺スイトなんだけど」

ト「でも子ルギアではないか♪」

ス「あっ…そ」

ルギア好きにはたまらない物で
その一人であるトマートはにんまりとルギア(スイト)を見つめており、スイトは呆れ顔となっていた

ス「はあ〜」

ポンと顔をトマートの肩に置き
グダッと力を抜いてしばらくはこの状態となっていた

ト「ムフフ♪……ん?」

ス「なんだよ?」

ト「何だこれ?」

ス「あ!!」

首についてる首飾りがある事に気づき、トマートはまじまじと見ており
慌ててスイトはサッと隠す

ス「き、気にするな…」

ト「そう?…それ見たら僕の中でピーンと怪しい感じがしたけど」

ス「いや、これは……な、何でもない」

ト「う〜ん…まあいいか♪」


ギュウ…


ス「ぐえ…」

ト「スイトさん、子ルギア似合ってますよ♪」

ス「そうかい…」


子ルギアと戯れており、トマートは一切手放そうとはせずにいるので
もはやなすすべが無い俺は解放されるのを待つ事にした

ル「……お前ら何やってんだ?」

オ「なんだありゃ?」

ツ「ん〜?」

ト「あ…」

ス「げげ…」

後ろから三匹のメンバーがおり
トマートはオノノクスに目が入り、スイトはこんな時に〜と心の中で言っていた

ル「誰だこいつ?」

ス「む…」

トマートが抱えているルギアを見て言い
スイトは頬をぷっくりとさせる

オ「ルギア?…にしては小さくないか?」

ツ「子供…かな?」

ス「はい、子供だす」

三人は子ルギアに目が入っており俺はムスッとしながら言い
トマートはオノノクスに目が入ったまま動いていない

ト「わ〜オノノクスだ〜」

ス「お、チャ〜ンス」

好きなポケモンに目が入ってる隙に俺はトマートの手から降りる事に成功した

ス「やい、オノノクス!!」

オ「な、何だよ?」

ス「トマを食え!!」

ト「え、ええええ!?」

オ「な、何でこいつを食わねばならんのだ…」

ト「そうだよスイトさん!!」

ツ「その子スイトって言うの?」

ル「スイト…」

ス「別にいいだろ〜?」

ト「そう言われましてもね……があって……それが仲間だと思いますよ〜」


ヒソヒソヒソ…



ス「という訳だ、とっとと食ってくれ」

ト「聞いてない(泣」

演説モードに入ったがスイトは聞く耳を持たず
ひそひそとオノノクスと話していた

オ「しょうがねえな」

ス「GO〜」

ト「オ、オノノク……」


バクン……ゴクリ…!!


オ「ふう〜」

ス「…あと消化しても構わないから」

オ「え、いいのか?」

ス「ああ…」

ホッとしたスイトは翼を広げて飛ぼうとする

ル「待て!」

ガシ!!

ス「おわ!!」

飛び去ろうとするがルカリオに尻尾を捕まれてしまい
すぐさま抱きかかえられてしまった

ス「な、何すんだよ…」

ル「お前スイトなのか?」

ス「そうだよ…訳あってこんな姿になってんだよ」

ル「そうか」

それを聞くと更にまじまじと見る

ス「な、なんだよ」

ル「ん…お前結構かわいいな」

ス「はあ!?」

そう言いそっと床に下ろしてその場から去る

オ「あ、俺も思った」

ス「な…」

そう言うとオノノクスも去った

ス「あ、あいつ(照」

ボフ…

ス「ん?」

ツ「へへ♪」

お腹の上からツタージャがピョンと飛び乗ってきた

ツ「ねえ、一回笑ってみて♪」

ス「何で?」

ツ「いいから♪」

顔をスリスリとしつこくくっつけてくるので
仕方なく俺はにっこりと笑ってみた

ツ「スイト可愛い!♪」

ス「む、こうなったら…」

ガシ…

ツ「わ!?」

ツタージャを掴む上げてTシャツの中へ入れて軽く押さえつけ
代わった膨らみがもぞもぞと動いていた

ツ「ちょっと〜」

ス「ふん……?」

ト「………」

いつの間にかトマートが満足げに倒れていた

ス「ん…」

ここでいい事を思いついた
トマートの事をちょっとだけ良く知ってる俺はここである子竜を呼ぶ事にした


子ルギアはつらいよ(泣)

ミレア「泣き顔も何だかかわいいわね」

エレニム「あそこで平然とするとは…」

性格が性格かな…あまり怒る事がしないんだよ、俺は

ネージュ「ふ〜ん」
<2011/07/18 21:33 スイト>
消しゴム
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