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竜との日常{続編} − 旧・小説投稿所A

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竜との日常{続編}
− 白き伝説 −
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「グルアアアア!!」

ル「く!!」

ドガ!!

「ギャ!!」

涎を垂らしたまま飛びかかってきたヘルガーに対し
ルカリオは腹に蹴りを入れてそのまま吹っ飛ばす

「ガアアアア!!」

ル「…………………」

ドガア!!

「ガア!?」

ス「(す、すごい)」

襲いかかる敵の攻撃を見切り、そして反撃する
そのパターンで敵を大量に蹴散らしていた

ヒュ、ドガ!!…ヒュ、ドガ!!

ル「ち、このままじゃ切りがない…」

倒しても倒しても飢えている者達はどんどん集まってはルカリオに襲いかかり
何体か倒している内にルカリオにも限界が近づいていた

ル「はあ…はあ…」

ス「だ、大丈夫か?」

ル「ふん、お前に心配されるとはな…」

ス「……………………」

体は限界になってるというのに冷静になるルカリオ
戦ってるのを見るのに夢中で気づかなかったがおんぶしている腕がしっかりとスイトを抱えていた

ボオオオオオオ!!!

ル「うお!?」

どこからかかえんほうしゃがルカリオに向けられ
足をぐっと力を入れ、危機一髪にジャンプしてかわす

ピュウウウウウウ!!

ル「な!?」

それを待っていたかのように下から冷凍ビームが発射される

ル「ぐ!!」

ス「わあ!!」

間一髪に冷凍ビームをかわすが
その反動により、スイトを離してしまう

ドサア!!

ス「あが!!…いたた…」

背中から落ちてしまい、フラフラとした体を立とうとする

「グルルルル」

ス「!?」

腹に飢えたポケモン達が俺をギロッと睨みつけて
ゆっくりとスイトに近づいていく

ス「わ、わあ…」

恐怖のあまり、スイトは尻もちをついたまま震えていた

ル「ち!!」

急いでスイトを救出しようとするが沢山の捕食者たちがルカリオを阻んでいた

ル「一体ずつ倒していくしかないな…」

またルカリオは戦闘構えに入ろうとする

ヒュウウウウウ……ドカアアアアンン!!

「ギャアアアア!!」

ル「!?」

突然、空から流星群のようなのがルカリオ以外の者を狙っていた

?「大丈夫か?…ルカリオ」

ル「お、オノノクス!!」

オノノクスと呼ばれるドラゴンタイプのポケモンはルカリオの親友でもある

オ「お前が襲われてるのを見たからな、怪我はないのか?」

ル「ああ、別に問題ない」


一方、スイトは…


ス「もう、駄目か…」

逃げるのを諦めたスイトは
バタンと倒れ込み、沢山の捕食者の餌食になるのを待つ事にした

バサ…バサ…

ス「ん?」

「!?」

上から翼のような音が聞こえ
飢えている捕食者たちは悲鳴を上げて逃げていった

ス「……誰?」

?「…………………」

意識がぼーっとしたまま前にいる奴にいい
巨大な物体はスイトを抱えてこう言った

?「坊や、怪我はない?」

優しい口調と愛らしい声がスイトの耳に響き、そいつは俺をギュッと抱きしめる
そして最後に見えたのは全体が白くてボフッとした感覚だけが俺の体に残っていた


短いゆえ少し適当な気が(汗

ネージュ「みんなお分かりよね?」

ここだけは書いておきたかったからな〜完全に復帰しないと駄目かな?
<2011/07/04 22:22 スイト>
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