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そして母が家に戻ったのだ。

そして、直ぐにテレビをつけたのだった。

すると

アナウンサー「次のニュースです。きょう、２時30分頃鴨川シーワールドでステラのキスのショーの時ユウスケ君（２０）を襲い、なんと、そのままユウスケ君を丸呑みしてしまうという悲劇が起こってしまいました。丁度、鴨川シーワールドで中継がつながってます。鈴木さん。」

鈴木「はい、鈴木です。私が今居るのは、此処鴨川シーワールドでユウスケ君（２０）を丸呑みをしてしまったステラの水槽の前に居ます。あ、鴨川シーワールドの館長が出てきました。館長、ステラがユウスケ君を飲み込んでしまったって本当なのですか？」
館長「はい、本当でございます。」
鈴木「なんで、誰も止めようとしなかったのですか？」
館長「彼が自らステラに食べられたいと言いましたので。」っとテレビの番組は言ったのであった。


ママ「これで良かったのねユウスケ？貴方は今ステラの体の一部になって嬉しいのかしら？きっと幸せなのよね。」っと言いながらテレビを消して布団の中で眠ったのであった。

そして朝になり母はパン屋のほうに行ったのだ。

ママ「こんにちは。貴方が、社長さんですか？」
社長「はい、そうですが何か？」
ママ「ユウスケのこと知ってますね？」
社長「はい、知っています。本当に残念でした。」
ママ「家のユウスケを差別したり、いじめたりしましたよね？」
社長「いいえ、していませんが。」
ママ「ユウスケの遺書に書いてあったのよ。お前たちがユウスケをいじめているからあんなふうになってしまったっていうことをね。」
社長「それが、本当だとしてもそれは自分自身に問題が有ったのではありませんか？」
ママ「家のユウスケが悪かったというのですか！」
社長「はい、そうです。」
ママ「分かりました。では、話を変えます。ユウスケのバイクを盗んだのは貴方ですね？」
社長「何の事ですか？しかも何処にそんな証拠が。」っと社長は笑いながら言ったのだ。

ママ「証拠は、隠しカメラに貴方がユウスケのバイクを盗んでいる事があったのよ！」
社長「っく、そうです。犯人は私です。」
ママ「何でですか！」
社長「バイクは危ないから乗るなっていっても聞かないからやりました。」
ママ「そのバイクはどこにやったの？」
社長「もう、オーディションで売ったよ。」
ママ「分かりました。今から警察呼びます。いいですね？」
社長「そ、それだけは許してください。」
ママ「許しませんから。」っと言って１１０番し警察に逮捕されたのであった。

その事件のせいで　　

パン屋の信頼はがた落ちしてしまい

遂には倒産してしまったのだった。


ママ「さてと、私は鴨川シーワールドでも行こう。」っと言って千葉県に行ったのだ。

鴨川シーワールドに着きステラの所に来たのだ。

そして

ステラに向かってこう言ったのだ。

ママ「ユウスケ、犯人はパン屋の社長さんだったよ。これで貴方もゆっくりとステラの体の中で眠れるよね？」っと言ったのだ。

すると

ステラは顔を上下に振ったのだ。

その時

ステラの体に薄くユウスケの体が見えたのだ。

ユウスケ「母さん、有難う。」
ママ「ユウスケ、どういたしまして。」っと言った後、ユウスケはステラの体の中に
消えていったのであった。

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