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医者とモンスター - 旧・小説投稿所A
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医者とモンスター
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とある島…
そこは昔からモンスターが住んでいた。
その島にはこんな言い伝えがあった…
『その島に行くと二度と帰って来られない。』
その言い伝えを無視して、その島に行くハンター。もちろん、誰一人帰って来ませんでした。
数日後…
その島に一人の医者が流れ着く。
「……ぅ……う…ここは?」
その医者の名前は、飛鳥。
いろんな島に行き、人々の治療をしている。もちろん船で移動していたが、昨日の晩。
嵐にあい、船が壊滅した。無傷で島にたどり着くのは奇跡と言っても良いぐらいかな…幸い、治療道具が残ってた位かな~…
「とりあえず、島を探索でも……ここ、なんか見たことが有るような…」
一人ブツクサと呟きながら島を探索する。まず、浜に近かったジャングルへ…
カサカサ…
「すごい草……獣道しかなさそうかな………あら?これって…薬草だ♪」
獣道を歩いていると、薬草を見つける。とりあえず、これがあれば応急処置が出来る。ちょっと幸せを感じた彼女だが、すぐ近くに危険が迫っていた。
カサカサ…
『グルルル…』
彼女の背後から近付く足音と鳴き声らしき声。しかし、薬草を取ってるのに夢中になり気にしていなかった。
「よし、これで…アオキノコがあれば…あれば…………ギャ!」
やっと彼女は自分の危険を知った。後ろにいたのは、ランポスが3匹。
武器がない今、彼女は抵抗することが出来ない。しかし、何か手はないかと急いで治療道具の鞄を開き道具を探す。
ガサガサ…
「ええぇ…何か何か!!……あった!」
彼女が鞄から取り出した物は、麻酔薬と治療用のナイフ。急いで、ナイフに麻酔薬を塗り、ランポスに向かって投げる。
「えぃ!」
ズシュ
少し鈍い音がする。ランポスのお腹にナイフが刺さり、ランポスは麻酔で倒れる。しかし、一匹だけの話で、残りの二匹は…彼女は、もう一度ナイフに麻酔薬を塗り、ランポスに向かって投げる。しかし、今度はかわされてしまい、後ろの木に刺さる。
「ど…どうしよう…多少の傷は有りかな……逃げろ!」
クイックターンをし、全力で奥へ奥へと走って逃げる。後ろからランポス二匹の鳴き声と走って来る音が聞こえる。彼女は後ろを向かずにひたすら走り続けた。
「ん…もー!いつまで追いかけるのよ!ストーカー!」
そんな事を言っても、ランポスにとって、獲物をそう易々と逃がしてたまるもんですか。
走っている内に広い丘に出る。緑と空がはっきりしてて……てそんな事を言ってる場合ではないか…
ガッ…
「あぁ…」
走るのに夢中で足元の石に気付かず、つまずいてしまう。
もう…駄目…
諦めて奴らの餌になるのか…
そう考えてると…
ヒュ~~~ボガン!
空から火球が降ってくる。彼女はそれを見て、頭にモンスターの名前が浮かぶ。リオレウスだと…
ランポス二匹は、その場から逃げ出す。私も逃げ出したいが、転んだ反動で動けない……黙ってリオレウスの餌に…ドシン…と地面に着地する音が…
後ろから『グパァ…』と生々しい音が聞こえる。
ペロン~…
「え…?」
ペロンペロン~♪
「うわ!くすぐったいよw」
一瞬『食われる』と思っていたが、嘘のように消えた。リオレウスの舐めは甘えるかのように私の頬を舐める。
(昔も……あれ?)
私はふと、昔会ったリオレウスの事を思い出す。
「もしかして……あの時のリオレウス?」
私はリオレウスの尾をチラッと見る。彼女が思った通りだった。リオレウスの尾に昔、彼女が治療した時の布切れが巻かさったままだった。つまり、リオレウスは私の事を覚えてくれてる。
「久しぶりね♪…よしよし~」
私のお腹にリオレウスの顔が乗っかる。私は優しくリオレウスの頭を撫でる。ちょっとザラザラとした手触りが懐かしい………
『グルルル~♪』
<2013/03/27 12:13 シャビー>
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