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ミカずきんちゃん − 旧・小説投稿所A
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ミカずきんちゃん
− おじいちゃん家へ −
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「ママはいっつも「寄り道しないの!!!」って怒るけど、だって寄り道も楽しいんだもん♪」

ミカずきんが森を歩いていると、一軒家を見つけた。あれがまさにおじいちゃんの家だ。

「おじいちゃ〜ん!久しぶり〜っ!!」

ミカずきんはおじいちゃんの家の扉をバタンと開けた。


しかし…


「ありぇ???」

おじいちゃんの姿はなく、自分より遥かに大きなギラティナがおじいちゃんのベッドで寝ていた。

「ん〜?何で??……あっ!まさか!!」

ミカずきんはあることに気付いたようだ。

「おじいちゃん……変身したんだ!!!仮面ラ●ダーみたいに!!!」

ズコッ…!!!

気付くのそっち!!?

「へ〜んしぃん!!!とか言ってたりして!!!(笑)」

いやいや…言ってません。

「……んあ???」

ギラティナが起き上がった。

「……って…わあぁっ!!!ビビった〜…。」

いきなりミカずきんに顔を覗かれ、焦るギラティナ。

「どうしたのおじいちゃん、私だよ!ミカずきんだよ!!」

ミカずきんはにっこり笑いながら言う。

ギラティナは「まてよ…」と思った。

「今が喰うチャンスかもしれない…」そう感じた。

相手は気付いてる要素ゼロ。

「よし…」ギラティナはそう思って…

「いただきます♪」

ミカずきんに向かって口をガバアッと開けた。

すると…

「えっ!!?おじいちゃんじゃなくってギラさんだったの!!?」

今さら気付いたか…

ミカずきんはギリギリのところで口をかわした。

そして、おじいちゃん家の大きな時計の中に隠れた。

「おいおい!話が違ってる!!」

ギラティナがツッコむ。

「何の話に???」

ミカずきんが聞く。

「狼と七匹の子ヤギだよ!!!」

「あっ…そうだった!!!ギラさんごめんねごめんね〜(笑)」

古い…!!!

「とりあえず出てこい。さもないと、その時計壊してお前を捕まえるからな…。」

ミカずきんは時計を壊されるのが嫌なのか、素直に出てくる。

「よし…いいヤツだ。」

ギラティナは口を開けて、ミカずきんをくわえた。

はむっ

「ひぅっ!!」

「痛かったか???」

「いや…くすぐったい(笑)」

くすぐったいって…(汗)

はむはむっ

「うひふふ…(笑)」

不気味(泣)

「そろそろ…眠いし…呑み込むぞ…。」

「はぁ〜い。」


ゴクッ

ミカずきんがギラティナの喉を通った。


フレママ「ほらいわんこっちゃない!!!(怒)」

まあまあ…

狩人「次回は忙しそうですね…私…。」

たぶんね(笑)
<2013/03/25 08:07 みかづき>
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