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高校生とドラゴン+α − 旧・小説投稿所A
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高校生とドラゴン+α
− 受け渡しと謎の男性? −
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「ロック。じゃあ〜ね〜。また、明日になったら、僕の世界で会おうね」

僕はロックに帰りの挨拶をそう言って、ロックの家のドアを閉めた。そして、ラル母さんに言われた通りにここの家を出てから、右へ少し足を進めようとした時…………

ガチャ〜……。

「M〜。待って〜。渡して置きたい物があるから」
僕は名前を呼ばれて足を止め、ロックが家のドアを開けて、右手に小さな白い紙袋を持ちながら、僕の方に近寄って来た。


「ロック。どうしたの?」

僕は小さな白い紙袋を少し気にしながら、ロックに言った。

「これ。俺からのプレゼントだ」


ロックはそう言って、小さな白い紙袋の中から、綺麗な薄いピンク色の水に少し浸っている小さな緑色の鱗が入った、小瓶を僕に差し出した。

「何なの。これ?」

僕はその小瓶を右手の人差し指で指しながら、ロックに言った。

「それは……俺様…と…特製の……な…食い物だよ!!何か……あった時にでも食えよ……」

「そうか……。ありがとうな(すごい、何かの動揺感があるけど………。てっいうか、食い物なのか。これ……)」


僕はロックに礼を言いつつ、そんな事を不思議に思いながら、小瓶を受け取って、ズボンの右ポケットに仕舞った。


「それじゃ…。俺は晩御飯を食べて、また明日にでも、お前のところに……い…行くからな」


ロックはそう言うと、家のドアを開けて、家の中に入って、行ってしまった。


僕も再び、自分の世界へと戻るワープホールに向けて足を進めた。



******


僕はしばらく歩いて……
青色の大きなワープホールが見えてきた。


後、50mぐらいで…到着かな。

僕はそんな事を思いながら、歩いていた………


その時……


「駄目だよ…。捕食者に隙を見せちゃ」


「…!!!」


僕は背後から、誰かの声が聞こえて驚きつつ、後ろを振り返った。


そこには………



「俺の名前はイーグル。出会って直ぐで、すまないが、俺の餌となって貰おう」


イーグルと名乗る、僕よりも少し小さな、人間の男性がいた。


読んでいただき、ありがとうございます。

すいません。次回で最終回です。(明日でこの小説を書いて、この物語は終了予定です。)
イーグルさん登場。

詳しい詳細は1ページをご覧ください。
<2013/03/30 00:10 M>
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