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漆黒のいる毎日 − 旧・小説投稿所A

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漆黒のいる毎日

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〜〜〜〜〜グラム視点〜〜〜〜〜

一方、クロ達は・・・。


「あれぇ〜?ファウストが居ないよ?また食べてあげようと思ったのにぃ〜。」

「クロ!声が大きいわよ!」

「グラムさん、このネコブの実おにぎり食べます?美味しいですよ〜♪」

「アオ、私は甘いのが好きなの♪遠慮しておくわ。」

「兄さん実はグラムさんのこと・・・w」

「は!?グラムには・・・」

たわいもない会話の中、私は考えていた。

(あいつ・・・風呂でのぼせてぶっ倒れて訳ないわよね・・・。)

ダンッッ!!!

私はパフェを一気に平らげた。グラスを机に叩きつける。

「ごちそうさまっ!」

「わっ!グラムさん!?」

心配になった私は、ファウストを探しに大浴場へ走り出した。

「ったく・・・。金置いとくから、食いたい物あったらつかえよ。」

何故かマスターもついてきた。

「マ、マスター!?」

今日のマスターはいつになく真剣な目をしていた・・・。

「行くぞ。グラム。」

私は「マスターと共に」大浴場へ向かった。


〜〜〜〜〜大浴場〜〜〜〜〜

「あら・・・いない・・・。」

ここは男湯でも女湯でもない。毛皮が多い獣や、怒れば狂暴な竜等の為に作られた大浴場。私達はいつもここを使っている。

「居ない・・・ん?」

マスターが何かを見つけた。

「グラム、これは・・・。」

風呂の岩の材質が、そこだけ変わっている・・・?

「グラム、これと同じ魔力を持つ鉱石は何処にある?」

「えっ?」

正直、何を言っているのか分からなかった。

「範囲は・・・世界中、いけるか?」

「要するに、これと同じ岩は何処にある?・・・ってこと?」

マスターはうなずいた。

「わかったわ。今すぐやる。」

私は魔力を探知する事に集中した。


・・・。


「うぃ〜!そこのお姉さん綺麗だなぁ!」

突然知らないリングマが私に話しかけてきた。

「あの・・・黙ってて貰えます?」

マスターが注意した。

「るせぇ!!お前には言っt・・・。」

私はリングマを睨み付けてやった。リングマは一瞬で黙った。

「さてと・・・。」

私は再び、魔力を探知することに集中した。


グラムに睨み付けられたら、耐えられる自信がないw(え
<2013/01/13 21:26 ファウスト>
消しゴム
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