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漆黒のいる毎日 − 旧・小説投稿所A

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漆黒のいる毎日

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地上


「ねぇ、マスター。」

クロはマスターの体に付いた粘液を舐めとりながら喋る。

「ぁぅ・・・♪な、何だ・・・うおぉw腹が動いてる・・・!?」

クロの腹がユラユラと動いている。ジェットが入っているのだ。

「マスター、スクエア持ってる?」

「ああ、これか?」

マスターは自分の鞄から「スクエア」を取り出した。水晶のように透き通った、立方体の物質だ。

「マスター・・・こっち投げないでね・・・?」

クロはこの「スクエア」が大嫌いな様で、以前は見ると悲鳴を上げていた。今は、「見るだけ」なら大丈夫だ。

「ああ、投げないよw・・・で、これがどうかしたのか?」

「実はね・・・、リンさんが探しているみたいなんだよ。それも・・・何か企みながら。」

リンがスクエアを探している事を、クロが探知したようだ。館の出来事は、何故か、クロが全て知っている。

「企み・・・か。」

マスターもクロも、「企み」がなんのことだかさっぱりわからなかった。第一、何故リンがスクエアを狙うのか。

「マスター、なんだか色々わからないけど、それは大事にしまっておいた方がいいかもね。」

「そう・・・だな。まぁ、注意しておくよ。・・・何か食べよう。腹減ったよw」

二人(一人と一匹)は、その場を離れていった。





彼らが話していたその遥か上空に、白い体をもつポケモンが浮いていた。

アルセウスだ。

「やっと・・・スクエアを見つけたぞ・・・!!あのジャローダに情報を調べさせた甲斐があった・・・。」

そう言うと、アルセウスはその場から消滅した。






そして地上では・・・。

「わーい♪獲物がーいっp」

「クロ!!なに言ってるのよ!!経営が繁盛してるからって、そんなことしていいと思ってるの!?」

「お、おいグラム、落ち着け!!落ち着けぇ!!」

またしても、クロが歩いている客を「獲物」呼ばわりしているのを聞き、グラムが怒っていた・・・。

と、突然マスターがファウストを物陰につれだした。

「ちょ・・・ちょっとマスタぁ!?」

「ファウスト、話があるんだが・・・。」

マスターはファウストに、リンがスクエアを狙っていることを話した。


もうすぐ終わります〜。
<2013/01/24 14:36 ファウスト>
消しゴム
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