---

最初の試練はドラゴン退治。
コール「ここか？」
？？？「何しに来たの小僧」
コール「お前がパイソーンか？」
パイソーン「・・・・お前。私が怖くないのか？」
コール「ああ。怖くない」
パイソーン「ならばその顔を恐怖でゆがめてやろう」
数分も経たないうちにパイソーンの周りは赤く染まったそしてそのドラゴンの前には力なく倒れている神の子供が一人・・・。
パイソーン「我を恐れぬ者などおらぬは・・・！」
コール「・・・うっ。」
パイソーン「クク。お前には我と一つになってもらうぞ。」
ドラゴンは己の舌をまだ幼き神の体を這わせた。
パイソーン「お前なかなか良い味してるではないか。何故初めから我にその体を明け渡さんのだ。まあいい、腹が減って我慢ならん。」
そう言うとコールの前で大口を開け次の瞬間にはコールは粘着質な音を立てるドラゴンの口内に納められていた。
パイソーン「！？」
ドラゴンは黒いはずの己の体色が白に変わっているのに気がついた
パイソーン「我の体が白銀色にと言うことは・・・・・。」
ドラゴンは獲物の味を味わいながら一つの希望は見出した。
パイソーン「この者が我を助けてくれる・・・。」




　　　　　　　　そして幼き天使は神々しき龍の腹の中に・・・。

---