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鏡 − 旧・小説投稿所A

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− めいかいの道しるべ −
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「パキア・・・どうしよう・・・どうしたらいいかな」

彼女の顔は、涙で台無しになっていた。
何か、大変なことでも起こっているのだろうか?
もし、その原因が生き物に関わっているのなら、私は・・・。

「パキア・・・私、まだ・・・死にたくないよ」

『!?・・・それは、どういうことですか?』

彼女の言葉が理解できなかった。
まだ、死にたくないよ?
これの意味が分からない。
どうして、彼女が死ぬと思っているのだろう?

「・・・革命が・・・起きようとしているらしいの・・・」

『革命・・・ですか・・・』

彼女はその場に座り込んだ。
革命・・・民は、彼女の・・・王の行いに、反旗を起こしたのだ。
そして、民はレジスタンスを結成し、この王宮に攻め込もうとしている。
逃げ場はすでに無いらしい。
これでは・・・彼女を逃す術が無いではないか。

「パキア・・・助けてくれるよね?」

『私の命に代えても、ウガビア様の命だけは、守り抜きます』

もう、この時点で、彼女の笑顔は・・・幸せは、護ることはできない。
それなら、せめて彼女の死にたくないという言葉を・・・。




















「・・・ここを、こう攻めれば、落とせる・・・」

「本当に信じるのかよ、コイツの話を?」
「えぇ、信じるわ・・・情報提供ありがとうね・・・えーと、名前は?」

「ドラゴス・ムイダ・オーシャ・・・なんて、呼んでくれても構わない」

「・・・それなら、キッドで良いわ。貴方は、いろんな書物に出てくる人にそっくりだからね・・・」
「おいおい・・・それは酷いんじゃないか?」

「・・・フッ・・・俺は構わない。頑張ってくれよ、アヴェンチャーさん」

「心配ありがとうね・・・キッド・・・」


10話で完結させたいと思っているので、短くなります
<2013/02/11 04:15 ヘリオス>
消しゴム
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