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暇潰しと言う名の大戦争ーー発端は暇を持て余した誰かの思いつきから…ーー − 旧・小説投稿所A
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暇潰しと言う名の大戦争ーー発端は暇を持て余した誰かの思いつきから…ーー
− 発端は暇を持て余した −
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「暇だなぁ…。暇暇暇ぁ〜、つまんないなぁ〜」

現世とは遠く離れ異漆黒の闇に包まれた空間。この空間に、周りとは反する純白を纏った空間の主であるポケモンの、間延びしたあどけない声が木霊した。

「あ〜あ、なんか面白いこと無いかなぁ…。できないかなぁ…」

大層退屈らしく、空間に寝転んで四肢を投げ出し、仰向けになって目を閉じ小さくうーんと唸る。

「全くぅ…。三匹(さんにん)共頭が固いよ〜。私が自分の力をコントロール出来ないとでも思ってんのぉ…?加減位出来るって。全くこんな空間に閉じ込めちゃってさ。大袈裟なんだよぉ…。」

体を左右に転がしながら愚痴をこぼすと、また何かを考えるように小さくうなり始めた。

「うーん、やっぱり派手なのを見たいよねぇ…。でも知ってる顔でやってもあんまり面白くないし…。何か良い考えは無いかなぁ…。」

憂鬱そうな表情を浮かべつつ、さまざまな考えを巡らせる。あ〜じゃない、こ〜でもない。思い付く事思い付く事に何度も首を降り続けていた時、と思い付いた案に深紅の瞳を見開いた。

「…………そうだ!」

空間の中央から隅々まで響くのでは無いかと言う声を張り上げ、ポケモンは飛び起きる。当に今思い付いた名案に心踊らせ目を輝かせ、そのポケモンは周りに無限に広がる闇の空間を見渡した。

「これだけ広ければ色々出来るし…!面白くなりそう!早速皆を集めなくちゃ!!」

意気揚々とポケモンは右前脚を持ち上げると、自分の立つ空間に軽く踏み鳴らした。

巨大な鐘に似た雄大な音が響き渡り、ポケモンを中心に光の波が生まれる。




<2012/10/21 18:41 黒猫>消しゴム
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