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出会い − 旧・小説投稿所A

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出会い

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チビ助と別れてから数時間、今のゼロンにはチビ助に対しての心配が大き過ぎていた。


(・・・あいつだけじゃ、やっぱ危ないか・・・。)

そもそもなぜ呑み込んだチビ助を吐き出して助けたかというと、まぁ、一言で言うと一目惚れ。
これまでに人間は数え切れないほど見てきた。
もちろん食べたこともある。
チビ助を見つけた時は、ただの食事としてしか見てなかってが、顔を見た瞬間にこれまでに経験した事のない気持ちが湧き上がったのだ。
これが初恋というやつなのだろうか?
ともかく、消化するのも惜しいと思い吐き出したのだ。

そしてチビ助の事情を知った今、あいつ一人だけにさせるのは心配で居ても立っても居られないのだ。そして、心に決心がついたのか翼を羽ばたき空へと舞った。

飛んで数分、眼下にあるものがはいった。

「ありゃぁ・・・なんだ?」

木々の隙間から見えてくるのは大蛇。
自分には勝らないが、あれなら大人の人間一人はペロリといけるぐらいの大きさ。
そんな大蛇が何かを見ている。

「・・・・おい、アレって・・・チビ助!?」

大蛇の視線の先を追うと、そこには気絶して倒れこんでるチビ助の姿。
ピクリとも動かないチビ助を、大蛇は狙っていたのだ。

「くっ・・・!言わんこっちゃねぇ!!」

すると、真下へと急降下し、徐々に距離を詰めていっていった。



<2012/10/14 18:43 きくズ>消しゴム
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