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学校の先生 − 旧・小説投稿所A

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学校の先生

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さて、ミロカロスから解放されたカナはヘトヘトな状態に。カナは自分から保健室のベッドに入り眠り始める。
16歳だった時は別にこんなことなんてヘでもなかった、しかし7歳になった今はとても辛い事に…
ミロカロスはカナの寝顔を見ながら頭を撫でる。
「おやすみなさい。カナ…」
優しくおでこにキスをする。まるでカナの母親にでもなったかのように…
シャァァ…
ベッドの周りを囲むカーテンを閉め、カナを隠すようにする。カーテンには…
『病気の子が寝てます。お静かに…』
の札がぶら下げわれている。

「ふぁ〜…私もちょっと眠くなってきたわ〜…」
大きく欠伸をし、ソファーにとぐろを巻く。彼女もカナと一緒に寝始める。


z.z..z…zz〜……


寝息が微かに聞こえる保健室。そこに他のクラスの担任。クルミとダイケンキの姿が保健室の扉の前に。
「あらら…ミロカロスさん寝たのかな?」
「おぃ……ちょっと様子でも見に行くか…」
二人は保健室の扉に手をかけ。
ガラガラ〜…

扉を開けると目の前には、ソファーにとぐろを巻いて寝ているミロカロスの姿が。
「お…」
「本当に寝てたね…♪」

s.s..

「…クルミ…気になったんだけど…」
「私も…寝息…余計に多いよね…」
二人は一斉にカーテンを閉めているベッドの方を向く。

「ちょっと見てみない?」
「ちょっとだけな…」
同時にカーテンを掴み。
「「せ〜〜〜〜の!!!」」
シャァァ〜…

一瞬にして保健室の空気が固まる。二人は口を軽く開いたまま…
「「……か…カナ?」」
クルミはブンブンと首を振り、ダイケンキはちょっと顔を赤くする。
二人は一度カーテンを閉め、もう一度カーテンを開ける。
シャァァ…
変わる訳でもないが…
「「間違い…ない。」」
二人は確信する。カナだって…!
「ス~……ぅ?……あぁぁ!」
なんちゅうタイミング。ミロカロスが目覚める。ミロカロスは二人を見てから慌てて、カーテンを閉める。
次に二人をギュ~~~…と締め付ける。
「コラ!」
見てしまった二人はこのあと…厳しい体罰を受けたのでした。と言ってもあまり厳しい訳でもないがね…



子供達が下校する時間になっていた。
ワーワーと家に帰って行く子供や校庭で遊ぶ子供がいる。
ミロカロスは校庭の様子を見ながら、帰る支度をしていた。
カナは後でレシラムが迎えに来る予定だ。それまでは、ミロカロスが面倒を見ている。
すると…校庭で怪我をした子供を見つける。
「あら!急いで手当てを…」
救急箱を持って校庭へ急ぐ。


そこに…

「ミロカロス…いるか?」
ダイケンキがやって来た。
彼はミロカロスに頼まれた物を届けに来たみたいだ。ついでにカナを見るために…
「♪〜……カナ〜…」
「s...s..s....」
「寝顔…かわいいな…」
そっとカナの頭を撫でる。
ちょっと嬉しそうにカナの顔が動く。
それを見て…ダイケンキは…
「ちょっとだけ…味見…」
と言いカナを抱っこし、頬をそっと……ペロン
「ぅ〜………」
嫌々そうに顔が動く。
気にせずダイケンキは頬をなめ続ける。
ペロン…ペロン…
「ほのかに…甘……」

カナを持ち上げ、彼女の足あら…呑み込み始める。
ハグ…ハグ……ハグ……
ゆっくりとカナの姿が消えていく……
誰もいない保健室の中で…


続く…
続きは、第二期に…



<2013/01/27 17:44 シャビー>消しゴム
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