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学校の先生 − 旧・小説投稿所A
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学校の先生

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次の日
「…う…!?」
カナはゆっくりと起き上がる。しかし、今日は異常に変な感じがしている。
朝からレシラムがいない…
カナは急いで部屋中を見に行く。



「誰も…いない?」
部屋中を見回るが誰もいない。それどころか学校や近くの家や森にも…誰もいない。
「みんな…何処に…」
カナは一人でトボトボと森を散歩する。森はとても静かでちょっと暗い。
カナの気持ちもそんな感じだろう…
ズキン!
「あぅぐ………」
いきなり目が痛みだす。尋常ではない痛みがカナを襲う。
「あぅ…ぐぅ………」











ドサッ…
カナは痛みに耐えきれず倒れてしまう。
「…………」
カサカサ…
「あらあら…あの子は…」
草むらからひょっこり出てきたのは…
あのスイクンだった。
「ふふふ♪…ちょうどお腹が空いてたし♪」
のそのそとカナに近づく。
「おはよう♪」
そっとカナの目の前に立つ。だが…
「この子…何か変ね…」
スイクンはカナを見つめる。
「こんな目だったかしら…」
カナの片目が赤い瞳に変化していた。
どちらも蛇みたいな瞳…
「……しばらく様子見ね。」
スイクンはカナを背中に乗せて自分の住みかに戻る。











「………う…」
「あ♪気づいた?」
スイクンは笑顔でカナを見つめる。
「…………スイクン!?」
「おはよう♪」
カナは壁に寄って震え出す。
ガタガタ…
「そ…そんなに怖がらなくても♪」
「…また殺す気でしょ。」
「違うよ♪殺す気は無いわ!」
カナの震えが止まる。少し安心したようだ。
「……(涙)」
カナはいきなり泣き出す。
「ちょっと!どうしたの?」
スイクンはカナの涙をふきながら聞く。
(しばらく説明中。)
「…なるほど。それは辛かったね。」
「…うん。」
カナの話を聞いてスイクンは優しくカナの頭を撫でる。
「心配しないで♪私と一緒に探しましょうね♪」
撫でながらカナに笑顔で言う。
するとスイクンはカナを背中に乗せて森中を探しに行く。




その頃…カナの家。
「おい…カナがいないぞ。」
「本当だ!」
「お母さんは?」
「先生は何処に?」
レシラム達と子供達がカナがいない事に気づく。レシラム達はプレゼントの準備のために隠れていたのだ。
「みんな!カナを探すぞ!」

続く。




<2012/11/11 20:57 シャビー>消しゴム
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