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白銀の出会い − 旧・小説投稿所A

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白銀の出会い
− 未来 −
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翌朝、目を覚ますと、エシアが右前足に抱き付いていた。
腕を少し動かすと、目が覚めたようだ。

「おはよー!」

…元気な挨拶だな。
思わず笑みがこぼれる。

【あぁ、おはよう。】

…そういえば、エシアは昨日、途中から寝ていたな…
喜ぶか、それとも悲しむか…
どちらにしろ、言わねばいかんな…

【エシア、お前を苦しめていた奴等は、私が昨日、全員やっつけたぞ。】

すると、エシアは、喜びで顔を輝かせ、もう一度訊いてきた。

「ほんとに?お父さんも、あの怖い人達も、もういないの?」

喜んでくれたことに安心しながらもう一度言う。

【あぁ。安心して暮らせるぞ。】

数秒の沈黙。
そして、私が見たのは、

「やったぁ!」

と、大きな声で喜ぶ、純粋な少女だった。


この後、私達は住みかを渓流に変えて、ずっと一緒に、幸せに暮らしていった。


おしまい


最後、少し短いですね…
前回のサブタイトル、実は
太鼓の達人のさいたま2000です。
大好きなのです。
ボカロも好きです。
これでこの作品は終わります。
続編、書くかもしれません。
<2012/11/11 14:37 ラムネ>
消しゴム
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