PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル

白銀の出会い − 旧・小説投稿所A

RSS | 感想 | TOP
白銀の出会い
− 決着 −
|<< < 5 / 9 >>|

やっと気付いたギギネブラは、一瞬だが、怯えたように動きを止めた。

…当然だ。ここまで力の差を見せつけられたら、誰だって怯む。
だが、そんなのは関係ない。
先程のハンターにやったように、背中で押し潰す。

【ブオォォオォォォ…】

奴は悲鳴を上げていたが、直ぐに止まった。
だが、まだ息はしている。
力の差が理解できないのに向かってくるハンター達は貪り喰うが、こいつはもう敗けを認めている。
同じモンスターを喰う趣味は無かったので、一言いい放つ。

【去れ!二度と私達の前に姿を表すな!】

ギギネブラは小さく呻き声を出すと、ほうほうの体で逃げ出した。

後ろを見ると、エシアが私を見つめていた。
…怖がらせてしまったか?
などと考えていると、エシアは私に抱き付いてきた。

「凄いよパニシュ!とーっても強くて、かっこよかった!」

…エシアはたまに、予想外のことをしてくるな…
しかし、思わず訊いてしまう。

【私が…怖く無いのか…?】

その質問を聞くと、首をかしげて、逆に訊いてきた。

「なんで?パニシュは私を助けてくれたし、どーん、どどーん!ってかっこよかったから、恐いことなんて、何も無いと思うんだけど…」

…とても安心した。
こんなに心を開いてくれたのは、エシアが初めてだろう。

【そうか……じゃあ、もう寝るか…】

私は、うつ伏せになった。その時、

「まって…」

と、か細い声で切り出してきた。
また涙目になって、次の言葉を紡ぎ出す。

「お願い…聞いて欲しいの……私のこと…今、話さして……」

私は、頷くことしか出来なかった。


勝負が意外と長くなりました。
また、アドバイスあったら下さい。
<2012/11/11 10:10 ラムネ>
消しゴム
|<< < 5 / 9 >>|

TOP | 感想 | RSS
まろやか投稿小説すまーと Ver1.00b