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マスター「お、おわ！？」

アオ「うわぁ・・・。」

ユウ「ふぎゃっぴーってwww」

クロ「オアアア！？光イイイイイイ！？」

ラグ「あぁ、僕のせいで・・・。」

それぞれなんか言ってるが、僕は気にしない。

シン「・・・。」

・・・それよりも早くこの狭苦しい世界から出たい。自由になりたい。何か食べたい。暴れたい。寝たい。

そして・・・。



飛びたい！！

シン「ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ！！」

皆「うわ！？」

マスター「ファ・・・じゃなくてシンプルゥゥ！？どうしたんだぁ！？」

シン「さヨなら。僕ハ旅ダつよ。」


バリィィィン！！

シンプルは窓を割って外へ飛び出した！！

・・・が、


ドンッ！


アオ「え！？」

ユウ「・・・。」

マスター「え・・・。」

ラグ「おわっwお、おつったぁぁはははははは！！wwwwww...」

クロ「(°д°;)・・・。」

ここは反転世界のホテルの10F。

翼をもつ竜人ではあるが、シンプルは飛べなかったらしい。

シン「\(^o^)/オワタw」


アオ「うわあああ！？今すぐ助けに行きましょう！！」

ユウ「フフフ♪」

クロ「あんがんがあうえあ。【顎が外れた。】」

ラグ「え・・・。」

マスター「うおおおおおおおお！？ファ・・・シンプルぅぅぅぅぅ！？」


皆で見に行った。

下には野次馬共が沢山居た。

ザワザワ・・・

「え？飛び降り自殺！？」

「キャー！誰か救急車を！！」

「馬鹿野郎！！ここは反転世界だぞ！！救急車なんか有るわけないだろぉぉぉ！！」


マスター「ちょっとどいてー！！」

野次馬をかき分け、シンプルのもとへ急ぐ。

シン「・・・。」

マスター「ファ、シンプル！！大丈夫か！？」

シン「うーん、マスター？」

アオ「あれ？僕の分析によると、このしゃべり方はファウストさんそのものです！！ってことは、さっきまでファウストの体を支配していた何かが消えたということになります！！」

ユウ「長文乙。」

クロ「あ♪本当にファウストさんだー♪」







僕さっきまで何してたんだろう・・・。

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