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ギルド − 旧・小説投稿所A
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ギルド

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あ〜……はい。こんにちは。ケイイチです。今回は番外編をやろうかなぁ〜なんて思ってですね。
まだ始まったばかりの小説で番外編を書くという
半ば正気の沙汰ではない行為をお許しくださいな
何故番外編かって?ハロウィンだからですよw
この前までハロウィンは3月にあるものってのは内緒の話





「Trick or treat!(トリックオアトリート)」
そう言う元気な声が街中にこだまし、街は紫色の炎の光に包まれ、屋台がたちならんでいた。

カボチャのお面を被った小さなポケモン達がはしゃいで街中の家に押しかけ、お菓子を貰うイベント。ハロウィンが今日、夜の街で行われていた


今日はまた少し違う雰囲気が街中に漂い、ゴーストタイプのポケモン達が嬉しそうに住人を驚かして回る。これも、マスターの提案したハロウィンだそうだ。僕もギルドの衣装部屋にあったドラキュラの服を着て、幼いポケモン達にお菓子を配っている。
「今はどんな気分だい?」
「もちろん最高だよ!……ちょっぴり怖いけど」
カボチャのお面を被ったミズゴロウがそう言う。お面のせいで表情は見えないが、声を聞く限りは楽しんでもらえているようだ。目当てのお菓子貰った後、ミズゴロウはそそくさと、別の所へかけていった。僕はため息をつき、その場に腰を下ろした。夕方からお菓子くばりしていれば疲れるのは当たり前か…少しドラキュラが休憩したってだれも怒りはしないだろう。
「Trick or …t(トリックオア……ト)」
後ろからいきなり声をかけられた。僕は飛び起き、後ろを向く。僕の後ろには、フランケンシュタインだろうか?顔に縫い傷をつけ、ボルトが頭に貫通しているように見える。フランケンシュタインの格好をしたフタチマルが立っていた。
彼は笑いながら
「ドラキュラさんは今から元気になっていく生き物じゃなかったっけ?……まあ、お菓子配りももうそろそろ終わるから、もう少しの辛抱さ。」
「ドラキュラさんはドラキュラさんでも、健康的な方のドラキュラなんだよ、僕はね。」
なんて冗談を、頭をかきながら返す。
彼と雑談をしながら時間を潰していたら、お祭りは終わりを迎えようとしていた。フタチマルは小さなポケモン達に
「早くお家に帰りなさい。こわ〜い魔女が狩りを始める時間だよぉ〜」
と、言ってポケモン達を家に帰るように促している。僕はただ無言でフタチマルのあとに続いた。
いくらポケモン達の笑顔が見れても活力は回復しない。体は正直だ。
「ほらほら、ログ、もう少し頑張って。」僕の体を揺さぶりながらそう言う
「頑張ってと言われてもね……立ち疲れたよ。」
僕は半ば引きずられるようにして、ギルドに戻って行った。うっすら見えた時計の針は11時48分をさしていた。











「……はあ、こんなもんかな。今日はさっさと寝よう。普通に仕事するよりの何倍も疲れた。」
どんなに疲れていようが、ギルドの依頼票の整理はしなければならない。こんなに疲れたのはここに来てから初めてだろう。僕は椅子に深く腰掛け
、時計を見る。午前1時29分。いろんなポケモンで賑わうギルドも、この時間帯だけは不気味といっていいほどの静寂が訪れる。そして、一定のリズムでカチカチと時計が時を刻む音だけが屋敷のなかで鳴り響いて……





カチャッ……


不意に扉の鍵が閉まる音がした。しかし、扉の鍵が閉まることは有り得ない。僕は扉に近づき、扉を開けようとしても、カチャカチャと虚しく音がなるだけで、扉は開かない。ここの鍵は僕が管理していて、今さっきまで、自分が持っていた。外側から閉める事は不可能なはずだ、自分の机に戻り鍵を探すが、見当たらない。そして次の瞬間、何かが僕の体に巻きついてきた。額から冷や汗がツッーっと流れる。その感覚がかなり気持ち悪い。後ろを向くと、魔女のかぶる尖り帽子を頭に着けたジャローダが不気味な笑みを浮かべて僕を見ていた。
「Trick or eat?(トリックオアイート?)あなたはどっちがいいかしら?」
「あれ……ジャローダさん。TとRが抜けていませんか。」
精一杯ツルをほどこうとするが、締め上げられる強さがますだけで意味がない
「TとR?……さあいったいどこへ行ったんでしょうね。」
ジャローダの口元からは不透明な液体が見えて、2,3適床に滴り落ちている。……僕を食べる気だ!
「誰か……tむぐっ」
叫び声をあげようにも、口を抑えられ声があげれない。
「殺しはしないから安心なさいな。」
そのセリフをきいたあと、僕の目の前は真っ暗になり、ジャローダの唾液で体はベトベトになり、口内で必死に抜け出そうにも体はどんどんジャローダに引き込まれて行く。そして自分の口の中にまでジャローダの唾液が入り込んで来た。
……苦しい、気持ち悪い。でも何も出来ない。疲れのせいか、初めは苦しかったが、だんだん感覚がマヒして行き、そのまま意識を失った。









後日談と言うか今回の落ち。

結局僕はあのままジャローダに飲み下され、意識を失った。そしていつものごとく、フタチマルの医務室で目を覚ました。しかしすぐに現場に復帰はせず、ここに来て以来、初めての休暇を貰った





……はいこれで番外編は終わりですw捕食の描写が可哀想なのも私の力不足のせいです、すいません。私なりに頑張って書いたので、良かったらここをこうすれば良いと言うアドバイスを頂けたら幸いです


<2012/10/04 20:22 ケイイチ>消しゴム
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