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異世界の宿 - 旧・小説投稿所A
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異世界の宿
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ファウスト(生まれて初めてこんなことで他人を可愛いと思った・・・。)
俺はギラティナの羽(?)を体に巻き付けた。
俺はこれからこいつの腹の中に入り、ラティ二匹と、ラグラージを見つけ、救出する。万が一のときは巻き付けた羽(?)を引っ張ってもらう。
吐かせればいいと思った人もいらっしゃるだろうが、こいつは吐き方を知らないらしいので、無理だった。
ファウスト「じゃあいくぞ。」
ギラティナ「うん♪」
ニチャ・・・
俺は舌の上に立った。
ギラティナ「おいs・・・いくよー♪」
グググ・・・
ゴクン!!
ニチュツ、グチャッ、ニュッ、ググググッ!!
少しづつ胃に近づいていく。
・・・ググッ、ドチャアァァッ!!
うぅ、少し体が沈む。
・・・さて、あいつらは・・・?
しばらくして・・・
ファウスト「大丈夫か!?」
体の3分の1が溶けた3匹を見つけた・・・。
ファウスト「生きてるけどヤバイな・・・こういうときは!」
「再生!!」
ピキイィィィィィン!!
辺りを緑色の光が包む・・・。
ギラティナ「わー!!お腹が光ってるー♪」
ファウスト「うぅ・・・。」
普段は力が暴走しないよう安全呪文をかけており、魔力を一度に大量に使うと意識を失うようになっているが、それが裏目に出てしまったようだ。
ファウスト「く・・・くそぉっ・・・。」
最後の力を振り絞り、俺は3匹の体にギラティナの羽(?)を巻きつけた。
よし・・・。
「頼んだ・・・ぞ・・・。」
俺は意識を失った
やっぱり雑だな・・・。
<2012/09/23 12:24 ファウスト>
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