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史上最強の被食者 − 旧・小説投稿所A

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史上最強の被食者
− しかし… −
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ホイーガの願いは叶わなかった。


シビルドンを探し疲れて、眠っているクルマユを見守っていると…



ギュウゥ…!!!

突然何かに締め付けられた。

「くうぅ…!!!」


唸り声をあげたのはホイーガだった。


「見つけた…ホイーガ確保」


ホイーガの目の前には…


ゴーストルギアがいた。


「確保…???まさか…私???」


ゴーストルギアは頷いてからホイーガを一舐めした。


「ううぅ…」


ホイーガはただ唸り声をあげるしかなかった。

無論、自分は擬人化しているからハードローラーは繰り出せない。


「…確保なら確保で早く食べなさいよ…。」


ついにホイーガは弱音を吐いてしまった。


ゴーストルギアはホイーガを口の中に収めると、舐めまわした。



ベロ…クチャッ…



「…ううぅ…汚いわね…。」

「我慢せよ…そろそろ呑み込む。」


「分かったわ…早く呑み込んで…。」



ホイーガはゴーストルギアの喉へと姿を消した。




グプッ…ゴクッ…ゴクン


ゴーストルギアの喉は、小さな膨らみを作りながらホイーガを胃へと送った。


「心配するな…善悪には分けん…。」


ゴーストルギアはそう言うと、その場から飛び去った。



無論、クルマユは気付かなかった。




捕まった人

ホイーガ


捕まえた人

ゴーストルギア





<2013/01/04 11:01 みかづき>消しゴム
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