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捕食者達と日常(続) − 旧・小説投稿所A

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捕食者達と日常(続)
− きらめき −
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弐号機の足は、どんどん妹の口の中に入っていく。
妹は、まるで蛇のように足を呑み込んでいき、腰まで呑み込んだ。
「んん…」
弐号機は、窮屈そうに、足を少し動かす。
「美味しい…」
もごもごとそういいながら、妹は一気に弐号機の全身を呑み込んだ。
真っ暗な口内を滑り、弐号機は足から、胃に入っていく。
「うぁぁ…」
弐号機は、どんどん体が胃の中に入っていく感覚を感じ、小さく声を上げる。
「んっ…」
妹は首をもたげあげ、弐号機を
ゴクリ…
と呑み込み、胃に押し込む。
「ああっ…」
弐号機は胃に閉じ込められ、また小さく声を出した。
妹は、膨れた腹をさすり、満足そうに、舌なめずりをした。
「ふふっ…御馳走様でした…」
弐号機が収まった腹を見て、妹はそう言う。
弐号機は、妹の胃の中で、窮屈そうにしている。
妹は、穏やかな顔で、腹をさすった。
妹は、膨れた腹を抱えるようにし、窓から外を見た。
夜空には、星がきらめき、月が周りを照らしていた。
その頃、胃の中にいる弐号機は、速く出してと言わんばかりに、胃壁を叩いていた。
妹は、それに気がついても、無視をした。
なぜなら、妹は、しばらく、捕食者の征服感に浸っていたかったからだ。
胃の中の弐号機は、胃壁を叩くのを止め、胃の中でじっと縮こまっている。
その時、胃壁が胃になり動き出し、弐号機の体に密着した。
「ぅあ…」
弐号機は、力のない声を出し、自分の体を揉む胃壁を見つめた。
弐号機が胃壁を見つめていると、やがて、消化が始まった。


今年も小説投稿をがんばっていきたいと思いますw
<2013/01/03 18:05 エヴァンゲリオン弐号機>
消しゴム
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