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クレイジータイム − 旧・小説投稿所A

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クレイジータイム

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復活させられて以降、俺は氷竜に頭が上がらない。命の恩人・・というか死者の眠りを妨げた張本n(殴

今はロンギヌスとかいうトレーナーの家で住まわせてもらっている・・・カイオーガと一緒にいられるなら、ホームレスでも大歓迎だ。

今日は朝から「大虐闘クラッシュシスターズ」をプレイし続け、未だ一勝もしていない・・・というかこの二人がチートすぎる



50戦目を終えた所でようやくカイオーガがコントローラを置いた。そろそろ昼だから・・・昼食でもとるつもりだろうか?


ぐぎゅるるるるぅ・・・

カイ「あは・・・お腹すいちゃった。」

氷竜「私も・・なにかないのか?」

1t爆弾のような腹の虫が同時に鳴り響き、辺りを軽く振動させる。カイオーガはゴソゴソと巨大な食料庫を漁り始めた。

ああ・・艶やかなあの身体、昔と全然かわっていないな・・・
紋様もかっこいいし・・

ふと一度死ぬ前に抱かれたことを思い出す。つるつるプニプニとした感触に力強く包み込まれ、そのまま呑み込まれたんだっけ。


消化も痛くなかったし・・・頼めばまた食べt・・

カイ「ジュカイン?ジュカインってば。」

ジュカ「お!?」」

カイ「お、じゃないよもー・・たこ焼きセットがあったけど・・・たこ焼きでいい?」

ジュカ「(できれば俺を食べt・・)ああ、それでいい。」

カイオーガは埃っぽい箱から器材を取り出し、テーブルに置いた。中は新品同然・・・マスターとやらは全く使わなかったのだろう。

氷竜「この穴だらけの機械で焼くのか・・?」

ジュカ「ああ。中に小麦粉とかを混ぜた<タネ>っていうものを流し込んで・・ひっくり返してもう一回焼くんだ。」

氷竜「なるほど・・・興味深いな。」

餌をほしがる犬のように身を乗り出してきたので、ぷよっとしたお腹が顔にさりげなく当たる・・なんでどいつもこいつも・・いい腹してんだ(失言

カイ「ジュカ〜♪タネ作ってくれない?ボク準備しとくから・・」

ジュカ「え・・お、おお。」


「ジュカ」って呼ばれた・・・今度からずっとそうやっt・・無理か。



10分後・・・(小説って便利


プロでさえ膝をつく出来映え・・・フフフ・・完璧だ。

カイ「できた〜?んじゃあここに入れてくれる?」

はーい。


トポトポ・・・一つ一つ丁寧に注いでいく。はみ出したりするといろいろ面倒なので、慎重に・・慎重に・・


トポポ・・・よし。

氷竜「そろそろ焼いていいんじゃないのか?」

ジュカ「そうだな・・一番上手く焼けそうなn・・」

カイ「ボク焼くよ。なんせタコヤキ一筋25分だかんね・・♪」

ジュカ「さっき始めたばっかかい!んでも・・・まあ・・それが無難か。」

とりあえず任せるとするか・・・手の形があれでできるのか心配だけども・・





カイ「それでは死んだタコの一部いれていきまーす♪」

ジュカ「イヤな言い方すなよ!!」

氷竜「ククク・・・」

カイオーガはタコを放り込み終わると、戦闘時のような構えを見せ、矛先(爪楊枝)を向けた。


カイ「うりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!!!」

影分身のような手裁きで、たこ焼きは空中を飛び回る。

ジュカ「なっ・・なんかスゴい!!(ムダに)」






しゅたっ・・・

氷竜「おお・・・たこ焼きとはこうして作るのか・・?」

ジュカ「いや・・ここまでエキセントリックなやり方じゃなくてもいいと思う・・」

見事にまん丸こんがりに焼け上がったタコ焼き・・・ホカホカだ。店開けちゃうんじゃないか・・?


氷竜「おもしろい。私にもやらせろ!!」

ジュカ「いやー・・これは無理だと思うw」















氷竜「なに?」

いきなり氷竜につかみ掛かられ、カーペットに押さえつけられる。

氷竜「貴様・・いま私を笑ったのか・・?」

ジュカ「ち、違う・・!そんなつもりじゃ・・」

氷竜「フフ・・どちらにしろ、私を怒らせたことには変わりない。久しぶりに遊ばせてもらおうか?」

しまった・・・たこ焼き食べる前に自分が食べられてしまう・・・・いや、消化されずに揉みほぐされるぐらいなら・・いいか?


<2011/05/15 15:22 ロンギヌス>消しゴム
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