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ああ、楽しきかな日常 - 旧・小説投稿所A
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ああ、楽しきかな日常
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村長「これがワシが知っている全てだ。」
カイル「………。」
話を聞き終わった俺は、暫く黙っていた。
エアロ「カイル…。」
エアロが心配そうに俺を見つめる。
村長「知りたいことがあるなら、何でも聞くがよい。」
それを聞いた俺はゆっくりと口を開いた。
カイル「なんで…俺はここにいたこと覚えてないんだ?」
村長「『異界の門』をくぐる際、体内の魔力が未熟の者はただではすまんのだが、お前の場合は違う。」
カイル「な、なんで?(ゴクリ…」
俺はドキドキしながら聞いた。ここまで自分に興味を持ったのは初めてだった。
村長「お前やエアロにはある者たちの血が流れているからだ。」
カイル「…え?」
エアロ「…え?なにそれ?僕そんなの聞いたことないんだけど!?」
カイル「は?」
俺はともかくエアロまで驚いているのが不思議だった。
村長「ああ、エアロすまんな…お前にも言ってなかったな。」
エアロ「別にいいけどさぁ~で、誰なの?『僕ら』のお父さんやお母さんって?」
カイル「ぶっ!」
俺は信じられない言葉を聞いて、思わず吹き出した。
カイル「ちょ~っとまて~い!」
エアロ「なぁに言ってるの?カイル、鈍ぅ~い!村長の話ちゃんと聞いてた?」
カイル「さっきの話…。」
そう言われてもう一度、さっきの話を思い出した。すると、俺のあるセリフが思い浮かぶ。
ちびカイル「俺の『弟』に何すんだよ!」
カイル「あ…。」
エアロ「あ、思い出した?」
村長「そうか…では…その者たちの名は…」
カイル「ちょっ!ちょっと待ってよ!それってさ…俺とエアロが兄弟ってことだよな?」
村長の話を思わず遮り、大声を出して聞いた。
村長「ああ。そういうことだ。」
あっさりと答えられ、俺はただ唖然としていた。
村長「まあそれは後で説明してやるから、まずはお前達の親の名前からだ。」
カイル「え、あ…うん。いぃい~よ。」
俺の頭がオーバーヒートしそうだったが話を続けてもらうよう言った。
村長「お前達の親の名は、父親は『シリウス』母親は『ウェンデイー』と言う。」
カイル「俺の親…(なんかムダにカッコいいな…)」
エアロ「その二人ってこの村の英雄の名前だよ!だいぶ昔に死んだってきいたけど…。」
エアロは何やら驚きを隠せないようだ。
村長「正確には行方不明だ。エアロが生まれた後、まだ幼いお前達と置き手紙とカイル宛の荷物だけ置いて突然姿を消したのだ。」
それを聞いて俺は顔をしかめていた。
カイル「なんで…」
村長「別にお前達を見捨てた訳ではないが、置き手紙には、『今世界に異変が起き始めています。戻って来るまで、我が子らを少し貴方に任せます。どうか勝手な私達をお許しください。』…と書いてあった。」
カイル「世界の…異変…」
(何かあの謎の男や『異界の門』に関係があるのかな…)
そう思ったが、俺はあえて聞かなかった。
エアロ「じゃあ僕らの親って生きてるの?」
村長「決して生きているとは限らん。なんせもう10数年前の話だからな…。」
エアロ「そうなんだ…。」
エアロは少しがっかりしたがすぐに気をとりなおした。
エアロ「…でもよかった!親のことを少しでも知れて。しかも僕たちの親、なんかすごい人達だし♪」
カイル「エアロ…」
村長「そうか…それはよかった。」
村長は少し安心したようだった。
村長「では…たしかお前達の兄弟関係のことだが…」
村長の話はまだまだ続く。
カイル「なんかすごいことになってきたな…。」
エアロ「しかも村長の話凄く長いね…。」
カイル「しょうがないだろぉ~。こうしないと後々たいへんなんだよぉ~。」
エアロ「…そうだっけ?」
カイル「うぉいっ!」
読みにくいかと思いますが、ここら辺の話が終わると、少し話の内容がはっきりしてくると思うので、どうかお許しください。
<2012/08/13 22:55 カイル>
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