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夢。 − 旧・小説投稿所A

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夢。
− また一つ壊れた日常 −
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早速掲示板の所へ教室の場所を見に行く

(しかし…本当に竜ばっかりだな…
俺以外に誰か人いないかな〜( ̄〜 ̄;))

前方に見覚えのある人発見
「お〜いカシ〜」

「あ、イオンじゃん」

「そうだよ〜仲間がいて良かったあ〜」

「聞いてくれよ、俺朝大変だったんd」

「どこの教室か見に行こーぜ」

「……そうしよっ(話スルーされたよ)」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ーーーーーーーーーーー 二年四組…か

「スー達いるかなー」

表を指でなぞりながら見ていく…

サラマンドやらグースやらカナートやら色々な名前があるな……

「スーとストーンと…その他には…知ってる竜はこれだけか…」

さてと…まずは教室に…

「あ、イオン、おはよう♪」

「うわっ!!何だ……スー、かよ〜びっくりしたやんか」

「別に驚かせたつもりは無かったんだけどな〜(汗
でさ、隣の人間は誰?」

スーが後ろにいたから、ビックリしてしまった

「……友達のカシだ」

「ああそうなんだ〜これがカシ君かぁ〜、へえー」

スーはカシをじろじろと見つめ

「ふ〜ん、じゃあ早速♪」
レロ〜ン♪
「ひゃあ!いきなりなにするんですか!」

「挨拶だよ☆なかなか美味しいね♪」

「挨拶!?」

「うん♪人に対してまず味見して、で、感想を言うのが、ここの挨拶☆
まあ不味いなんて言う竜はまずいないよ♪」

「は、はあ…」

……ホントに挨拶なのか?竜の世界にしても、何にしても味見が挨拶なんて聞いたことないんだが…

「じゃ、教室行こっ♪」
「そうだな…」







〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五分後

「スー…まだ着かない?」

「もうちょっとだよ〜」

中央階段を登りはじめて五分経つ……もう何階ぐらい通り過ぎたのか…まあ竜の学校って言うぐらいだから相当広いよなと納得していたが、これだけ上ってまだ着かないとなると、流石に疑問が生じてくる…
(この学校…一体何階あるんだよ……)

そう思いつつもひたすらに階段を上る






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
15分後

「やっと着いた…」

カシは疲れたようで、へなへなとその場に座り込む

「スーここ何階?」

「え?えっとねー252階だね♪」

「「に、にひゃくごじゅうにかい!?」」

数値の大きさに驚き、見事にカシとハモってしまった
五十階とかなら分かる、……けど、百越えてる時点でもうおかしいだろw

「夢の中だけど疲れは一応リンクしてるから♪」

「ちょっ夢の中ってどういうことだよ!」

「それはあとで先生が説明してくれるからさ
教室行こうよ♪」

スーはそう言って教室の方向を指差した
何だ……普通の教室じゃないか…

ガララッ

ドアを開いてみると

「あ、おはよう!人間さん」

「お、おはよう…」

意外にも普通よりちょっと広いくらいで、十数匹ぐらいの竜が普通に喋ってて、その中の一匹が快く挨拶してくれた

「みんなおはよー♪」

「「あ、スーおはようー」」
数匹がスーの挨拶に答えた
「あの二人ってこのクラスなの?」
「また新しい人の新入生だね!」

「二人ともすっごく美味しいよ〜」

やはり女子の話はヒソヒソ声でよく分からないな……
ボーッと入り口に突っ立っていると

「ほほう…新入生か…」

後ろから少し重い声がしたので、さっと振り返ると青色の大きい竜が立っていた
生徒達はそれに気付いてか直ぐ様席に戻った

どうやらこの青竜は先生らしいな…
先生は教壇に道具を置き
「新入生を紹介する」
そう言って俺たち二人を前に突きだし
「ほらっ自己紹介しろい」と言った

じゃあまずは俺から行くか…
「イオンです。よろしくお願いしまっす!」

「カシです。よろしくお願いします!」

「じゃあまずはお前の席はあっちだ」
先生はカシに結構後ろの方の席を指定した
「は、はい!」

「お前は…スーから聞いているからな……そこだ」
と言って、一番前の席を指定した
(何故俺一番前?)
と思いつつも、席につく
「では改めて色々備考を述べる」

「ここはDDSという学校であり、お前たち人間は夢竜の希望により、転入される」

なるほど…スーの希望によりか…

「この学校は通常夢の中に位置するものを、時空を歪ませて現実に存在しているが、一度来たら、学校が終わるまで出られないからな、脱走しようなんて、思うなよ」

……時空を歪ませるとか、言っていることが、あんまり理解できないがスルー
「ここでの昼食などは勿論休み時間などに狩りに行け、人間は…どうにかしろ」
そこは曖昧なのかよ!と、突っ込みたくなるが、スルー
ま、夢なら食べ物出せるしな

「以上だが何か質問はあるか?」

「「「・・・・・・」」」
「よし、では次の授業の準備をしておけ…解散!」

何故礼とかではなく解散なのか分からないが…w









まだ分からないことはあるが
一つだけわかっていることは、平穏な日常がまた一つ壊れたということだ




読んでくれて(´Д`)有難うございますw


<2012/08/23 00:10 イオン>
消しゴム
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