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スー目線〜〜〜


ＺＺｚｚｚｚ・・・

眠ったまま…やっぱりいつもより多めに入れたのは、効きすぎたかな・・・

まだ話すこともあったのに…

バール「こいつずっと眠ったままだぞ…どうするんだよスー！」

スー「ちょっと待って……叩き起こしてみようか？」
バール「死んでも知らねーぞ」

スー「死なないし♪」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ドゴッバギッ

ドカッ
ボゴッ
ドゴッ
ばきっ
ボキッ
「おいっ骨折れたぞ(汗)」

ＺＺＺＺＺＺ・・・

「起きねえな…てかやり過ぎだろ(汗)」

「焼いてみようか♪」
「聞いてねえし」

すうぅぅぅぅーーー

ボオォォォォーー!!

パチパチッ！

「おい…黒こげになってんぞ(汗)」

ＺＺｚｚｚｚ・・・

「まだ寝てるし…」

さすがにこれにはスーも驚いたようだ

「ま、ストレスも発散出来たしいっか♪」

「やっぱり遊びだったのかよ…」

スーは傷に手をかざし、少し重々しい声で『塞がれ…』と、呟く

シュウゥゥゥゥ…

みるみる傷が塞がっていく


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そしてイオンはと言うと、

……まるで何事も無かったかのようにスヤスヤ眠っている

バール「・・・」

スー「起きないね…」

どうするか…
考えていると

ペロッ

……!?
突然ツタがイオンの頬を一舐めした ﾋﾞｯｸﾘした

ツタ「あ、ごめんごめん、美味しそうな寝顔だったからつい……」

バール「その癖、直した方がいいぞ…」

スー「まあ気持ちは分かるよ、確かに美味しそうだもんね♪」

ツタ「それでさ〜まだ起きないんなら、少し借りていいかな……？」

スー「食べたいの？」

ツタ「うん♪朝御飯足りなくて…」

スー「いいよ♪」

バール（おい！いいのかよスー、こいつ喰わしてさ）
スー（いいんだよ〜♪それにあの調子じゃ、喰われたぐらいで目が覚めるなんてことは無いって）

バール（まあ…そうだな）

ツタ「ありがと♪」



ツタ目線〜〜〜


まずはっと。

ツタ「スーよろしく♪」

スーはイオンを指差して、また少し重々しい声で、今度は『小さくなれ…』と、呟く

ひゅううぅぅぅん…

イオンはみるみる小さくなってゆき、５�pぐらいの大きさに縮小されてしまった
スー「これでいい？」

ツタ「ありがと♪」

ちょうど一口サイズ♪

シュルルッ

細長い蔓のむちをだして、イオンを顔の所まで持ち上げる

ツタ「フフフ…」

なにも知らずただ気持ち良さそうに寝ているイオンを見つめ

「いただきます……♪」

そう呟き

クパア…♪

口をゆっくりと開き

ハグッ

大きさが大きさなのですっぽりと口のなかに入った
クチュクチュ……
……クチャクチャ
レロレロ〜ン♪

細長い舌をぐちゃぐちゃに動かし、巻き付けたりしながら…味を搾り取っていく
…甘くて美味しいなぁ〜♪何でこんなに甘いんだろう…う〜ん〜美味し〜

そろそろ……

少しずつ上を向き……

ゴクン♪

自分の喉の膨らみを見つめる

まだ起きないのかな…
……まどうでもいいけど

さてと……食べたら眠くなってきた・・・

ツタ「おやすみぃ♪」

私は深い眠りへと落ちていった



イオン目線〜〜〜


目が覚めた

ここはどこだ？

……視界が赤い、いや薄ピンク？…それに妙なグニュって言うような音もするし
まてよ？……俺は朝御飯を食べて・・・急に眠くなって、倒れて・・それから…どうなったんだっけか…
まあ俺が誰かに喰われたってことは確かだな…

でなきゃこんな所にはいないし

しかも狭い…とても脱出なんて出来そうにないしな…ここは大人しく蘇生されるのを待つしかねえな…

「くっ…」

圧迫され叫ぶことさえできない

「う、あ、あ」

ピリピリと肌が痛む
強酸性ではないらしく、じわりじわりと苦しんでいく
シュワアァァァァ…

サイダーの炭酸のような音がして、少しずつ少しずつ皮膚が骨が肉が溶けていく
「あ、あ、あ、あ、あ…」
圧迫感とひしひしと伝わってくる痛み
恐怖
不安
その二文字が頭の中を、駆け巡る中で
自分は
泣き叫ぶことも
もがき続けることも 出来ないのだ

そしてなおも、半透明な液体は全身に絡み付き、
肌を溶かし 骨を露出させ 抵抗を不可能にし
肉を 骨を
心をも 溶かしてしまう

シュワアシュワア

……プチン

何かが切れる音が




パアァァァァ…

再び蘇生

俺の寝ていた場所にツタージャが寝ている

やはり腹に妙な膨らみ発見

（こいつが喰ってたのか）

フラッ……

めまいがする

眠くなる



悪循環 だ

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