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再び自分の部屋に戻ろうとドアをそーっと開ける………

スーはまだぐっすりと寝ているようだ………

（セー……フかな？）

と、思いつつ、ドアの方向を向き、閉めて、………………ガチャリ……静かに鍵をかけて、取っ手から手を離そうとした……その時…
・・・ペロッ

「っ！」

振り向かなくても、スーが後ろに立っていることぐらい分かる。振り向いたら、また恐怖で動けなくなることは分かっている。それでも、反射的にだろうか、俺は振り向いてしまった…

……案の定ニコニコ顔のスーがそこにいた

スー「私がまだ眠ってると思ってた？」

イ「思ってた…」


ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ………

スー「誰かな？」



シー「開かないなあー」

クー「でもこの中に居ることだけは確かですね」


その声を聞き取ったのかスーは俺をがしっと捕まえ、
スー「ちょっと待っててすぐ開けるからね〜」

シー「スー姐起きてたんだ♪」

ガチャン!!バタンッ…

ドアが開いた………

シー「あー！」

クー「……やっぱりここにいたんですね…」

スー「ああ、追いかけられてる途中だったんだー」

スーがこちらに顔を近づけて………

スー「そう……やっぱり逃げたんだね♪」

イ「うん…」

スー「じゃやっぱりお仕置きしなきゃね〜〜ちょうど二人ともお腹が空いてるみたいだしさ〜♪」

スーはそのまま俺を二人の足元に放り込んで…

スー「じゃ私散歩してくるからねー」

と、窓から飛んでいった…











シー「じゃあまず私から〜」

イ「あ…………」

スーに呆気にとられていた俺は一瞬我にかえった…

レロ〜ン♪

ザラザラしていないやわらかい舌で、ゆっくりと顔を舐め上げられ……

イ「わわっ！」

バタッ…ペロッヌチャネチャニチャ……♪

舐め回し終わると…

シー「わあーー!甘くて美味しいな♪じゃあいっただきまーす！」

イ「・・・」

シーはそう言って俺を下半身までくわえ込んで……

ぱくん♪

口内へと納めた………

クチュグニュウ♪じゅるんっ♪ぐにゅぐにゅぐにゅ…………ヌチャネチャ、ネチャア……ヌチャ

シー「んんー♪あまーい♪美味しー♪」

クー「そんなに美味しい？僕も早くたべたいなあー」
シー「もうちょっと味わいたいけど、クーも食べたいみたいだしそろそろ呑み込んじゃお♪」

そう言うと…少し斜めを向き…

ングッアグッごくん…♪

シー「美味しかった〜♪また食べたいな♪」

自分の喉を落ちていく人間独特の喉越しを楽しみながら、そうシーは言った

ズリュズリュズリュ………
肉という肉が自分の体を締め付けながら…胃袋へと誘導していく……


ドチャッ…

胃袋に到達……

（狭い……）

すぐさま胃液が出てくる………
自分の体を容赦なく溶かしていく………

だがそれでも俺は呻き声の一つも上げない…いや…………上げることができない…既に朝、二回も喰われている…さすがに体はとてつもない疲労感を覚え、動けない…何かを喋る気にもなれない………とにかく…………………疲れた…………………ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそれだけ












ジュウウウ……………………いつの間に消化されたのか………ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー意識は朦朧としーーーーーーーーーーーーーーー気がつけばーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーパアアアアァ！ーーーーーーーーーーーーーースウ……ーーーーーーーーーーーーーーーーーー……また、意識が途切れないまま目覚めた…

クー「わっ生き返りましたか！では早速僕も…」


ーーーーーーーーーーーーーペロペロッーーーーーーーーーレロ〜〜ン♪ーーーーわっ本当に美味しいや……甘酸っぱい♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーそれじゃあ……ーーーーーーーーーングッングッーーごくん…♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー最後にはそれしか聞こえなかった………疲労感が一気に襲ってきて…

プチン………ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺の……ほんの……わずかな意識はそこで飛んだ……………





その後３日間も俺は目覚めることが無かったという…………………




とにかく疲れた












それだけだ

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