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～東の森～
鬼:ジャローダ・ミロカロス・ハクリュー
逃げ:ジャック・ジャッキー・蒼炎・フレン
捕獲:アレン・紅蓮・ニール

～ジャック 落ち葉の山の中～
ジャック「ここ、無敵じゃんw」

相変わらず落ち葉の山の中に隠れているジャック。
その時、ジャローダが近くを通り掛かった。

ジャローダ「ジャックは何処かしら?」
ジャック「(ここだよ～ww)」
ジャローダ「う～ん… 別なところを探して見ようかしら。」

その時…

ヒュウウゥー!!

突然、突風が吹いた。

ジャック「うわっ。」

落ち葉がなくなっては丸見えだ。

ジャローダ「ジャックったら、そんなところにいたのね♪」
ジャック「に… 逃げ…」

シュルシュル…

ジャック「うぅ…」
ジャローダ「フフッ♪ 降参する? 抵抗する?」

ジャックは分かっていた。
抵抗しても無駄だという事を。

ジャック「降参だ…」
ジャローダ「やった♪ ジャック捕獲♪」

～ジャック 捕獲。

～ジャッキー 木の上～
ジャッキー「ZZZ…」

木の上がよっぽど気持ち良かったのか、
ジャッキーは寝てしまっていた。

ミロカロス「あら…? 木の上から手が垂れてるわ。誰がいるのかしら?」

ミロカロスは木に巻き付きながら登っていく。

ミロカロス「あら、ジャッキーだったのね♪ …って寝てるし。」
ジャッキー「ZZZ…」
ミロカロス「起こしてあげないと♪」

そう言うとミロカロスは、ジャッキーを木の上から突き落とす。

ドシン!!

ジャッキー「イテテテ… なんだ?」
ミロカロス「おはよう、ジャッキー♪」
ジャッキー「うわっ!?」

驚いて逃げようとするジャッキーにすかさず巻き付く。

シュルシュル…

ジャッキー「ぐぅ…」
ミロカロス「フフッ♪ 締め落としてあげる♪」

グギュギュギュ!!

ジャッキー「く… 苦しい…」
ミロカロス「じゃあもっと苦しくしてあげる♪」

ギュウウゥゥ!!

ジャッキー「う…あ…」

ガクッ。

ミロカロス「ウフフ♪」

～ジャッキー 捕獲。

～蒼炎 岩棚～
蒼炎「うぅ… ミロカロスが近いな…」

蒼炎がいる岩棚から、5mもないところにミロカロスがいた。

ミロカロス「ニールとジャッキーは締め落としたし、蒼炎も締め落としたいわね♪」
蒼炎「ひいっ!!」

恐怖のあまり、蒼炎はうっかり声を出してしまった。

ミロカロス「あら? 崖の下から声が…」
蒼炎「しまった…」

ミロカロスが崖の下をみてみると、2mほど下の岩棚に蒼炎がいた。

ミロカロス「蒼炎見～つけた♪」
蒼炎「ギャアアァァ!!!」

普段は冷静な蒼炎の叫び声が森中に響く。
そんな事はお構い無しのミロカロスは、
岩棚にいる蒼炎に尻尾を伸ばして捕まえる。

蒼炎「クソッ…」
ミロカロス「フフッ… 覚悟はいいかしら♪」

ギュウウゥゥ!!

蒼炎「がああぁぁ!!」
ミロカロス「ホラホラ、いつまで耐えられるかしら♪」

ギュムウウゥゥ!!

蒼炎「う…ぅ…」

ガクッ。

ミロカロス「フフッ♪ 気絶しちゃったわね♪」

～蒼炎 捕獲。

～フレン 地下水路～
フレン「誰も来ないな～。」

入り口が余程分かりにくいのか、誰も来ない。

フレン「まあ、いいか。 捕まりたくないし。」

一方、地下水路の入り口の近くにはハクリューがいた。

ハクリュー「フレンったら何処に隠れたのかしら?」

その時ハクリューは、草に隠れた小さな入り口を見つけた。

ハクリュー「こんなところに地下水路の入り口が… 行ってみよっと♪」

ハクリューが奥に進むと、そこにはフレンがいた。

ハクリュー「あら、フレン♪」
フレン「あ… 良かった～。 ハクリューで。」
ハクリュー「…? どういうこと?」
フレン「だってジャローダもミロカロスも怖いじゃん? キツ～く締め上げたりするし。」
ハクリュー「あ～、 それはわかる気がするわ… 特にミロカロスは締め落としたりするものね。」
フレン「というワケで、巻き付かれてないけど降参でいい?」
ハクリュー「しょうがないわね♪」

～フレン 捕獲(?)。


～夕方～
ジャック「あ～、楽しかった!!」
ジャッキー「超苦しかった…」
アレン「俺は楽しかったぞ。」
紅蓮「ジャローダ怖いジャローダ怖いジャローダ怖い。」
蒼炎「…(ミロカロスに怯えすぎて言葉が出ない状態。)」
フレン「結構楽しかったな～♪」
ニール「ミロカロス怖すぎ。」
ジャローダ「もう最高♪」
ミロカロス「またやりたいわね♪」
ハクリュー「アレンを捕まえられて良かった♪」

皆はシェアハウスへと帰っていった。

かくれんぼ 下 ～終～

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