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日常 〜プレデターハウス〜 − 旧・小説投稿所A

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日常 〜プレデターハウス〜

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「ん……そうだ。」

舌を戻したカイオーガはジュプトルの肩にスッと左手を回し、軽く抱きしめた。そのまま食べられる覚悟をしていたため、ジュプトルはしどろもどろに困惑する。

「あっ…あの………何を…」

「………………」

優しい…しかし強めの抱擁。ジュプトルは試しに抵抗してみるが、体は言う事を聞かず、逆にジワジワと身を預けさせられる。


カイオーガは顔をゆっくりと上げ、グンと近づけた。







…………………………………ニコッ…♪

「え……え……!!!」

カイオーガは至近距離で、あろうことか「メロメロ」を繰り出してきた。

ジュプトルの口から、くわえていた小枝がポトリと落ちる。ジュプトル自身、顔が紅潮するのを感じていた。



「な……ぁぁ………何で…」

「んー…君がかわいいから……かな?」

頬をペロッと舐め、あっさり留めを刺すカイオーガ。ジュカインは嬉しそうに痙攣すると、ガクリと気絶してしまった。










「……クスッ…あー楽しい♪」

カイオーガは泡吹くジュプトルをひょいと口へ放り込み、えらく大きな音で、「ゴクリ」と呑み堕とす。


全て、ちょっとした悪戯だったのだ。
当然ながら、あんな事を言われた相手は気があるのかと誤解するのが普通である。ジュプトルはそれを少しも疑わず、まんまと「お遊び」に付き合わされてしまった…



「出たければ言ってね〜?いたけりゃいても良いけど。」

背中を丸め、ぷっくりとした白腹の膨らみを撫でる。遊んでもらったお返しは、たっぷりとしてあげるつもりだ…



さっきと………いや、いつもと変わらない笑顔で、カイオーガは呟いた。


「…おやすみ……いい夢をね。」



おしまい♪


<2011/05/15 15:10 ロンギヌス>消しゴム
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