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日常 〜プレデターハウス〜 − 旧・小説投稿所A
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日常 〜プレデターハウス〜

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ガーーッと奇怪な音を立てる床に乗り、僕たちは二手の道へと別れた。



……二手?



はっと振り返る。予想通り、ルカリオは僕についてきていた。捕食方面行ったら何をされていたのか不安で不安でたまらない様子だ。

実際、五十歩百歩なんだけどね…




「ルカリオ……帰る?」

ルカ「お、遅いじゃないですか…もっと早く言ってくださいよ…」

乗り口は後方の遥か遠くへ消え、前方には1つのアーチ状の穴が見えてくる。どうやらあそこが入口…捕食者が待機している場所らしい…




ルカ「マ、マママスター……いったい誰を選んだんですか…?」

「えっ………えーっと…たしか…………選んでない。」

ルカ「……ええっ!?」

「相手のタイプだけ指定したんだ。ドラゴンタイプでね。」


よくもまあ怯えるルカリオにこんなズバズバと言えるもんだと感銘を受けながら、近づいてきたアーチをくぐり抜ける。移動床はそこで途切れたため、ここが専用(?)の部屋というか空間なんだろう…





???「よお。」

いきなり背後から何かに押し倒され、巨大で頑丈そうな前脚が顔の横におかれる。まるで早速、逃がさないと言いた気だった。

ルカリオは俊敏にそれを避けると、後ろにぴょんと下がり飛び、僕を見下ろしている「そいつ」をぎらりと睨んだ。







ルカ「ボーマン…ダって……」

ボーマ「あ…悪いか?せっかく楽しませてやろうってのによ…」

不敵な微笑をこぼし、警戒心を抱いたルカリオに言う。しかしすぐ下に向け、僕と目を合わせた。




ボーマ「お前だよな?俺呼んだのは…」

「え…は…うん…」

ボーマ「敬語はいらねえよ。楽しくやろうぜぇ?」


肉圧感溢れる舌で、僕の無防備な顔をベロッと舐める。肩をがっしりと抑え、足には尻尾が錠のように巻きついていた。



「ひぃぁう……」

餌を目の前にし興奮しているのか、唾液はベトベトとしていた。舌は流石は竜といったところか、結構な温もりを持っている。

さっきから感じていたのだが、この空間は空調が冷たく、より温かく舌を感じる事ができるしくみのようだ。よく考えるよ…





ボーマ「…うめぇ…♪やっぱり味では人間が格別だな。」

しっかりと味を堪能している様子はなんとなく愛らしさを感じるが、所詮一舐めしただけ。物足りなさそうな顔を浮かべ、じっとこっちを見る。


ボーマ「消化はなし……か…なら早速喰ってやるよ!」

ガバァッと生暖かい吐息を吹っかけながら、僕の頭からかぶりつき、一気に肩までを口の中に入れた。

ぐにょぐにょと狭い空間で舌は蠢き、僕の顔と密着する。呼吸が少々し辛いが、独特のぶにゅっとした柔らかさが心地良く、殆ど気にならなかった。



「ウムゥ……ぶぅ……」

ボーマ「へへ…今日は思う存分遊ぼうぜ♪」

あぐ…あぐっと巧みに口を動かし、胸までを立派に衡え込む。唾液の生臭さが鼻にくるのが玉に傷だが、せっかく食べて貰えるのに、そんな文句はいけない。


体の半分以上が包まれてしまと、必然的に顔は喉に埋まる。舌よりも柔らかいのでずぶずぶ入ることができ、今にも食道へ落ちてしまいそうだ。


やはり手慣れているのか、舌使いが半端ではなく、口内に入った部分は余さず唾液を塗りたくり、滑り落としやすくしていた。


その唾液を塗られるのがくすぐったく、どことなく快感だった。舌という柔温にもみくちゃにしてほしかった。




ボーマ「さあ………いくぜ。」

「う…うん……」


ゴッキュン…ゴク…ゴク…


<2011/05/15 15:07 ロンギヌス>消しゴム
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