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日常 − 旧・小説投稿所A

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日常

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ロンギ「おふぁよー……………zz…」

ラティ「おはようございます………と、言いたいんですがもう1時ですよ?」

ロンギ「ごめん……眠くて……」

いつも通り、リビングでラティオスは難しそうな本を読んでいた。呆れ顔で見られながら、僕は椅子に腰掛け、冷めきったトーストにかぶりつく。

ああ……変わらないなぁ…いつも。










ラティ「…そういえば昨日テスト返ってきたんでしょう?どうでした?」

トーストが容赦なく気管へ侵入し、ゴホゴホと咳き込む。しばらくして落ち着くと、早くも疲れきった口で喋る。


「いやー……国語81点…理科…74点…社会92点……英語64点…」

ラティ「へえ……数学は…?」

ギラリと血色の目が、僕を見据える。








「………4…8……」

ラティ「あー……まずいですねこりゃ…」

「ちょ…!!あ…えっと……!!」

ラティ「分かってますよ。カイオーガには言うな……でしょ?」


一言一句違わず当てられ、少々もどかしさを感じながら、コクリと顎を落とす。



前に51点を取って………半殺しにされた。
カイオーガは自分の部屋へ僕を連れていき…そこで…………


その50点切ってしまった今、生きていられるかどうか…



R-15の処刑動画が脳内で何度も再生される中、空気を破ってドアがバタン!!と開く。



カイオ「たっだいまー♪」
ルギア「…ただいま。」


手持ち2体が帰ってくる。ルギアとカイオーガだ。





カイ「うぅ〜、お外寒いよぉ〜……」

ラティ「無理していく必要ないじゃないですか…」

ルギア「そうは言っても…健康的じゃないか?」

「風邪ひいたらどうすんだって……………んで、どこいったの?」

カイ「おさんぽ♪家でダラダラしてるよりずっと楽しーよ?」

ギクッ……
針のように突き刺さる言葉。まあチャンピオンバトルがあったし……疲れてたし…



ルギア「そういえばルカリオとペンドラーはどうした…?朝から見ないんだが…」

ラティオス「外でトレーニングしてますよ。来週のプレミアリーグ戦対策ですって。」


窓から外を見ると、確かに極寒の今、二人でバトルしていた…

まぁ…一番練習しなきゃならないは僕なんだけど…



妙な気分に陥りながら窓に手を置き、じっと2人の練習を見ていた。吐息でガラスが白く雲る。



「僕ちょっと手伝ってくる…」

ラティ「私は寒いの苦手なんで遠慮します。」

ルギア「私も。」

カイオーガ「ぼくも。」
ルギア「おい。(お前水タイプだろ)」



「うん……」

何故かもう疲れてしまった手を上げ、ドアを押し開く。冷凍庫のような北風が入り、ルギアは顔をしかめた。

「あ……ごめん。」

出ると、急いでドアを閉めた。



















ラティ「兄さん。」

カイオーガ「んー?」



「実は…………」


<2011/05/15 14:59 ロンギヌス>消しゴム
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