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研究所を後にしたトカゲたちは、これから何をしようか迷っていた。
取りあえず落ち着いたので、トカゲは適当な場所に排便をした。
ミッシェルは、便を処理し、トカゲに問いかけた。
「次はどこに行く？」
そう問いかけられたトカゲは、西の小さな村のほうに首を向けた。
「解ったわ、行きましょう」
と、ミッシェルが言った。
西の方へ進んでいくと、小さな村があった。
その村は、質素な家しかたっておらず、人々の服装もまた、質素だった。
人々は、トカゲを見るなり、
「うわあっ！でっかいトカゲだあ！みんな逃げろ！」
「キャアッ！大トカゲよ！」
などと言い、逃げ惑った。
トカゲは、なぜか食欲を感じなかった。
むしろ、この人たちと仲良くなりたいと思ったのだ。
トカゲは、一人の少年に近寄った。

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