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「ク〜ル〜ス♪」


「う、ん・・・うわっ」

“べろぉ・・・”

朝から早速舐められるなんて・・・

「早く起きてよ〜。朝だよ〜。」
「その起こし方はやめｔ・・・うわ！！」

“べたぁ・・・”
ウリュウの舌が、僕の顔に覆いかぶさる。

「・・・く・・・苦し・・・」
「今日はカズ君達が帰ってくるんだよ〜。
　眠たそうにしてたら失礼だよ〜。」

いや、起きたら顔洗うでしょ！お前邪魔だよ！！

お構いなしにウリュウは、
僕の顔に唾液を塗りつけてくる。

そこへ、


　　　　　　　“ピンポ〜ン♪”


誰かが来た。

「カズ君じゃない？」
「ちょっとでてくれない？」
「ＯＫ♪」

ウリュウは、玄関に向かった。
僕は、とりあえず準備するか・・・

クルスは、リビングに行った。

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