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【保】兄竜との出会い − 旧・小説投稿所A

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【保】兄竜との出会い

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「…うう…さ…むい…」

スイトはガクガクと体が震えており、悩んでいたジェネラスだがスイトに言ってみることにした…


「すまんがスイト…お前を暖める場所があるんだが…」

「え…どこ?」


その言葉に反応したスイトに対し、ジェネラスは自分のお腹を手でポンと置き…


「私の…腹の中だ…」

「ドラゴンさんの…お腹の中…?」


ジェネラスはそう言い、スイトの顔は少し驚いた表情だった…


「うむ…お前を暖めるにはそこしかないのだ…」

「え…うん…と…」

「駄目か?」

「………………………」

(むう…やはり…無理があるのか…)


ここでスイトもジェネラスは黙ってしまった…
いくら暖めてやるとしても恐怖感を味わうかもしれない…それに無理やり食べるわけにも行かなかった…



「うん…わかったよ…」

「ぬ…それは本当か?」

「だって、ドラゴンさんは親切にそう言ってるんでしょ?
だからドラゴンさんが僕を暖めてくれると信じてるから…だから…僕を食べて…」

「そ、そうか…」


どうやら彼は私を信じているらしい…
そうとわかったジェネラスはスイトを片手で掴み、自分の顔を近づけ…


クパア…


と大きく口を開け、彼に口内を見せつけた…
だが彼は怯えることなくただじっとしていた…


カプ…

「あう…」


スイトはジェネラスの口の中へと消えていった…













※ ※ ※














「む…かなり冷えているではないか…」


口の中に収まったスイトは大人しくしているが体はガタガタと震えており、体中冷たくなってしていた…そしてジェネラスは…


ベロオォ…ヌチュ…ズチ…


「うひゃう…」

「だ、大丈夫か?」

「う、うん…大丈夫だよ…ドラゴンさん…」

「そ、そうか…」


ベロオォ…ヌチュ…ネチ…ベロリ…ヅチ…ニチュ…ノチュ…ベロオォ
ノチャ…ヌチャア…ニチャア…シュル…シュル…ベロ…ベロ…


「んあ…う…あう…」


口内ではスイトを優しく舐め回し、時に巻き付けたり舐め転がしたりしてスイトに生暖かい温度を送る…


「そろそろ呑み込むぞ…」

「う、うん…」


クイ…ズズズ…


ジェネラスはそう言い、顔を少し上げ、スイトはどんどん穴の中に消えて行き…




ゴクン…!!









グニュ…ズチュ…ヌチ…ニチュウ…ジュチュ…
ヅチャ…ムニュ…ヌチュウ…グチャ…ズズズ…

「う…んん…く…う…」


ジェネラスの膨らんだ喉はゆっくりと下って行き、スイトはどんどん下へ落ちていき、喉、食道を追加し…


ドチャ…!!


「うわ…」


スイトは胃袋に収まり、ジェネラスのお腹は膨らんだ…


「ここが…ドラゴンさんの…お腹…」


スイトは周りを見ている内に声が聞こえ…


「怖くはないか?」

「うん…ドラゴンさんのお腹…暖かい…」

「そうか…今日はそこで寝るがよい…」

「わかった…それと…」

「それと?」

「僕…ドラゴンさんと…ずっと…いた…」

zzzzzzzz


暖かい空気で眠気がし、スイトはお腹の中で眠りについた…



「私と…いたい…か…」


自分の膨らんだお腹を撫でながら、ジェネラスも眠りについた…









「そこでぐっすり寝てたんだ…」

「お前を暖めるためだったからな…」

「小さい頃の俺ってフoOていう竜に似てるかも…」

「私といたいと言ってたからな…私も本当はスイトと…」

「俺と?」


ベロリ…


「ん…」

「別に言わなくていいか…今は私の子だからな…」

「?」



<2011/11/24 22:00 スイト>消しゴム
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