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力求む者 − 旧・小説投稿所A

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力求む者
− 力の約束2

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ビブ「…くっ…。」
ビブラーバは足を凍らされていて身動きが取れない。


「お前…まさか…」

ペンドラーの腹で何かがうごめいている。


ペン「…そのまさかだよ…。彼は僕に真っ先に向かってきて…目を潰したんだよ」


よく見るとペンドラーの右目が閉じている。しかもその周りには傷を負っている。

ペン「それくらいの償いはしてもらわないとねー!君にもさ…。と思ったけど今日は帰るよ。」

そういうとペンドラーは僕を乱暴にはたき飛ばした。


岩に激突した。



痛い





でもそれよりも強い…なにか腹から上が赤くほてる


「…せよ…。」



ペン「ん?なに?聞こえないな?」


「…出せよ!大事な友達なんだよ!!!」

僕の声が周りにこだまする。


その瞬間ビブラーバが

ビブ「ソニックブーム!!」


その攻撃はペンドラーの足に当たる。

ペン「…っ!このやろ…!」


そういうとペンドラーはビブラーバに何か口から吐き出した液体をかける。


ビブラーバ「…ぎゃぁぁぁぁ!」


ペン「そりゃぁ辛いだろうね…僕の毒液はべとべとしてるし逃げられないよ?逆らったことを悔やむん…」

その時…




ドラゴンクロー!!!!!!




僕の攻撃がペンドラーの腹に命中する。


鋭い爪を受けたペンドラーは


ペンドラー「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!ぐぇぽっ…」


何かを吐き出す。







その閉じた目からは生気を感じられず、足と翼は完全に溶けていた。


「…!グラ…グライガー………。」



間に合わなかった。


ペンドラーは気絶している。



僕は友達1人をも救えなかった。


…はぁ…はぁ…


ビブラーバが毒に苦しんでいる。


もし…今このことをずっと歎いていたら…ビブラーバまで手遅れになるかも知れない。



…僕はモモンの実を取りに森へ走った。


――――――――――

ビブラーバ「…ふぅ…だいぶよくなったよ。ありがとう」


「はぁ…よかったよ」


ビブラーバ「君のせいじゃないよ」

「…うん」


静寂な時間が流れる。

まだグライガーの亡きがらがそばにある。


―――――――――――

ねぇ…約束しよう?


なにをだよ…





この先なにがあろうと













絶対死なないでね







… ああ


過去篇終わりっ
<2011/10/17 21:47 氷水>
消しゴム
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