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力求む者 - 旧・小説投稿所A
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力求む者
- 力の追憶 -
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…俺は決意した…。
今いるやつは絶対守る…
だから俺は強くなる
だから食べる
なんでも
――――――――――
フラ「あっおかえりぃー、頭痛くない?」
先に住家で待ってたフライゴンが心配そうに話し掛ける
「まぁな…」
フラ「…顔色悪いよ…?大丈夫?」
「…うん。大丈夫だよ…それより…」
フラ「?」
「墓参りしないか?」
フラ「えっ…?いきなりどうしたの?」
「いや…なんかふと思い出してさ…」
フラ「…うん!たまには行こうか!準備してくるね!」
フライゴンは元気よく自分の寝床へと荷物を取りにいった。
「…フライゴン……。ごめん。まだ話せそうにない」
―――――――――――
彼等が住む山のまたむこうに 彼 の墓がある。
フラ「ふぅぅ…疲れたね…;」
「まぁな…体力半分削った気がする…」
ようやく到着した場所には木々が生い茂り、その中心に1つの大きなクラボの実を咲かせる木があった…。
フラ「わぁぁぁ!クラボが実ってるね!」
「今年も見事に実ったな!…ありがとう…グライガ―」
フラ「あれから…もう4年なんだね…」
「ああ…。」
―――――――――――
【4年前】
タツベイ「待ってよ―!!」
ビブラーバ「へへっ捕まえてみな―♪」
グライガー「ははっw」
3匹はいつも仲良く遊んでいた。
タツ「はぁ…はぁ…なんでお前が早く進化するんだよ…」
ビブ「僕もともと君の先輩だよっ!?」
グラ「そんな気を微塵にも感じさせないから仕方ないがなw」
3匹は昔からの幼なじみでよく遊んでいた…。
そんなある日…
?「…けて…」
タツベイは突然囁くような声で聞こえた音に驚いた。
けて…
すけて…
…たすけて…
はっきりと言葉が聞こえた瞬間に住家を飛び出した。
すると
タツ「グラ…グライガー…。」
そこにはもう瀕死寸前のグライガーが住家の前にいた。
タツベイは驚いてたじろいだ…。
血も何もない…
粘着質な液体まみれになっていた…。
タツベイ「誰にやられたんだよ…!」
グラ「ビブラーバが…たい…へん」
そう言ってグライガーは気絶した…。
…ビブラーバが?
タツベイは嫌な悪寒を感じてビブラーバの住家へむかった。
グライガーさん ハァハァ…。うらやましす
<2011/10/15 00:52 氷水>
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