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会合 - 旧・小説投稿所A
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会合
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「あーあー、只今マイクのテスト中..只今..」
暗い洞窟に、低い声が響き渡る。真っ暗で何も見えない..
「きこえるか?きこえるよな。よし..
これより第22回イルミア島四天王議会を開く。」
暗闇の中に、突然まばゆい光が輝くと、その場に
10匹のポケモンが浮かび上がった。
ゼクロム「..にしても毎回そんなかたっ苦しい始め方しなくてもいいんじゃないか?」
ルギア「仕方あるまい..名目上会議なのだから..」
カイオーガ「そうそう、名目上はね♪」
ゼクロム「まあ良い..か..どうでもいいし。」
ギラティナ「ならきくなって..」
どうも会議とは思えない雰囲気の中、ひと際大きな4匹のポケモンが口を開き出した。
彼らこそ四天王。
4つの島から構成されるイルミア島の、実質支配者である。
そして他の6名はイルミア議会の幹部である。
ルギア「...それで今回の議題は..」
カイオーガ「ルギアの恋のお悩み相談室~♪」
ルギア「実は最近ホウオウが振り向いてくれな..って何言わすんだこのシャチがあ!!」
カイオーガ「シャチで~す♪」
ギラティナ「んで、議題は?(ルギアが恋ってひくわ~)」
ルギア「わ、悪い.....本題に入るが、最近島が食糧不足なのは知ってるな?」
ゼクロム「ああ..海産物が30%、陸上の植物は35%減っている..ちょっとやばいな。」
ギラティナ「生息数が増えたか?」
カイオーガ「う~ん計算によれば変わってないけど...」
ルギア「理由は分かっている。カイオーガのせいだ。」
カイオーガ「ぼくっ!?」
ルギア「お前しかいないだろう。」
カイオーガ「なんで?」
ルギア「お前がこの前通りかかった戦艦、沈めたんだろう?」
ギラティナ&ゼクロム「マジで!?」
カイオーガ「あーあれぇ。それがどうかしたの?」
ルギア「どうかしたのじゃないわこのたわけ!
なぜなら
沈没原因の調査団が来る
↓
今まであまり気にとめられなかったこの島が見つかる
↓
島、海の豊富な食糧がごっそり持ってかれる
↓
現状
なのだ!」
カイオーガ「なるほどね~♪」
ゼクロム「おい....」
ギラティナ「ま..いつかは見つかるとは思うけどな。」
カイオーガ「大体草食ポケモンが多すぎるんだよぉ~。この島の70%はそうだし...」
ルギア「責任転嫁するなっ!...とにかくこれからどうするかが大事だ、会議もそのためにあるのだ。」
「そうそう♪」
カイオーガは口の端から舌をにゅるりと出すと、幹部の中の一人、ルカリオに巻きつけた。
ルカリオ「うぐぅ!?むぐうう!...」
ルカリオは訳がわからず、ただ必死にもがいている。だが目の前には...
ルカリオ「..むむう!?ふぐうううう!!!!!」
、
歴戦の勇者の瞳に映ったのは、暗い落とし穴だった。
穴の中にルカリオは収められると...
ゴクリ..
あっという間に肉に埋もれ、呑み込まれた...
ルギア「カイオーガ...つまみ食いはよせといつも言っているはずだが?」
カイオーガ「おなか減ってんだもん、いいじゃん♪」
カイオーガはまだ足りないとでも言うように、残りの幹部を見つめた。
ゴーリキー「や、やめろ..」
だがゴーリキーを捕らえたのは、カイオーガではなく..
ゴーリキー「ああっ..助けて..くれ...」
ゼクロム「たしかに俺も...腹へったな。」
ゴーリキーのたくましい体をつまみあげると、
ゼクロムは空中に放り投げる。
ゼクロム「あ~~~~~。」
ゴーリキー「や、やめろおおおおおおお!!!」
バクッ..ごくり...
上を向いているためか、胃袋へ堕ちていく様子がよくわかる。
抵抗のは無意味さが、他の幹部たちに嫌というほど伝わったようだ。
ルギア「はああ..まあいい..解決策は明日練ることにしよう...解散。」
幹部たちは我先にと洞窟を出て行き、帰ってしまった...
<2011/05/15 14:14 ロンギヌス>
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