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rain tears -心の涙- − 旧・小説投稿所A

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rain tears -心の涙-
− 魔術 −
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「お前は……人喰いしてるのか?」

「……ああ。 人間への復讐として。そういう姐さんもだろ?」

横目で姐さんを見たまま、コーヒーを啜る。

「まあ……自身の魔力を高める為にな」

姐さんの魔力は異質だった。


一口に魔力と言っても、大きく三つの型が存在している。

私はアーク型。放出系の魔術に向いている魔力型。

火、雷、闇系の魔術に秀でている型だ。

二つ目はクフィー型。不動系の魔術に向いている型。

水、地、光系の魔術に秀でている。

三つ目はジーグ型。補助系に向いている。

光、闇系の魔術が得意。

「そういえば……姐さんはフィニット型だったっけ?」

「そうらしいな」

しかし、姐さんの魔力型はどれにも当て嵌まらない。

研究者によれば、フィニットと呼ばれているらしい。

どの属性、系統にも優位な点がないが、最大の利点は物体や組織を組み替える事に特
化しているらしい。

私は魔力解放で変身するが、姐さんはその必要はなく、普通に変身できてしまう。

「……色々と便利そうだな」

普通魔力を強化するには途方もない訓練、鍛錬が必要だが、

姐さんは他者の魂を喰らう事で強化できるらしい。

「まぁ……元気そうで良かった」

「姐さん」

どうやら、ただ私と話がしたかっただけで特にこれ以上用はないように見えた。

席を立つ姐さんを私は引き止めた。

「私んとこ……寄ってくれないか?」

「……お前がいいなら」

くすっ、と姐さんが微笑んだ。





適当な設定……
<2011/09/12 21:45 セイル>
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