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実験は失敗。解放によって制限を知らない魔力は私を暴走させた。

姿を巨大な狼に変え、周りの小さな命を貪っていった。

最も失いたくなかった彼の命も巨狼の胃袋に消えていった。

その後私は悪魔扱いされ、教習所を退学。

��最強の魔術師を作りたい��

そんな人間のくだらない我儘に彼は奪われた。

人間なんてもう信じられない。

私は人間に復讐する。

彼と私に喰われてしまった仲間の為に……

「ふっ……」

自嘲めいた笑みを漏らす。

魔術、魔銃、人間を喰らう為の魔力解放もその名残。

私はもうフローラではない。

名は捨てた。私はもう人喰い狼魔女として生きる。

それなのに、まだこんな写真を持っていた。

未だに過去に縛られているのかもしれない。

それとも、ただ単に離せられないのかもしれない。

この��魔力�≠�。

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