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ここはポケモン世界のとある学校…

リオル「やーい、これでもくらえ！！」

運動場でカクレオンのグループを石で狙い撃ちにしているリオル。

カクレオンＡ「やめろ、とさっきから何度も言っ痛！」

カクレオンＢ「大丈夫かい？おいリオル！いい加減にしないか！」

リオル「へっへーだ！やめないよ、それ！」

カクレオンＣ「痛ってー！てめぇもう許さねぇ！！」

カクレオン数匹がリオルを追いかけまわす。しかしリオルは素早い逃げ足で簡単に振り切った。

リオル「ははは、たっのしい〜♪」

このリオル、実は流れ者である。ついこないだ両親を亡くし親戚に引き取られこの地にやって来たのだ。急に両親を亡くした悲しみと全然知らない土地に住むことになったストレスで弱い者をいじめているのだ。

これにはリオルを引き取った親戚も頭を悩ませていた。リオルのクラスの担任(ミロカロス)には散々注意を受けているし、リオル自身も厳重注意として担任に何度も締め上げられているのだが………

遂には今日、リオルにいつもいじめられているというカクレオンの親やグループの長まで来た。この地方のカクレオンはグループの絆が強く何事も全員で解決しようとするほど。

カクレオンの親(母)「貴方のとこのリオルがいっつも家の子をいじめているのは御存じよね！？担任からも何か言われてるはずだし、リオル自身も厳重注意を受けているんじゃないの！？なのに何も変わらないってどういうことよ！？」

リオルの親戚(母)「その事については大変申し訳なく思っています。しかしあの子も急に両親を亡くしてますし、ここが慣れない土地であり、ストレスを感じてしまうのは仕方の無いことでして…………」

カクレオンの親(母)「ストレスを感じるのは仕方無いですって！？それはあなたたちｇ…」

カクレオングループの長「もうよい…あやつにはあやつなりの事情というものがある……そこでじゃこの方法で凝らしめるのはどうかの？」

リオルの親戚(母)「その方法って…？」

カクレオングループの長「ごにょごにょごにょ………どうです？」

リオルの親戚(母)「それは……でも……あの子が懲りてくれるのなら構いません…」

カクレオングループの長「では決行は明日の下校時じゃ。これをしてもあやつが変わらないのなら……」

長はその長い舌でリオルの親戚(母)の顔を舐めあげた。

リオルの親戚(母)「ひっ、や、やめてください！」

カクレオングループの長「あんたを我々の餌食とする。よいな？」

リオルの親戚(母)「は、はい…」

ただうなずくしか無かった。

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